Pythonの設定
PythonでTimesTenデータベースへの接続を正常に構成するには、python-oracledbドライバをインストールする必要があります。
タスク1: python-oracledbドライバのインストール
python-oracledbドライバをインストールするには、いくつかの方法があります。ご使用の設定と環境に最も適した方法を選択してください。
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PyPIからpython-oracledbドライバをインストールします。python-oracledbのインストールのクイック・スタートを参照してください。
- ソース・コードからpython-oracledbドライバをインストールします。GitHub、opensource.oracle.comまたはPyPIを使用してインストールを実行できます。ソース・コードからのインストールを参照してください。
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インターネット・アクセスなしでpython-oracledbドライバをインストールします。インターネット・アクセスのないpython-oracledbのインストールを参照してください。
すべてのシナリオの詳細は、python-oracledbのインストールを参照してください。
タスク2: python-oracledbドライバの初期化
python-oracledbドライバのThickモードを有効にするには、接続を作成する前に、アプリケーションでoracledb.init_oracle_client()
関数をコールします。python-oracledbのThickモードの有効化を参照してください。
これにより、lib_dir
パラメータを指定せずにoracledb.init_oracle_client()
関数がコールされ、ttenv
スクリプトで設定されたPATH
環境変数が確実に使用されます。「タスク2: TimesTen環境の設定」を参照してください。
import oracledb
oracledb.init_oracle_client()
タスク3: PythonでのTimesTenへの接続の構成
この例では、Python接続文字列にTNS名を使用します。
connection = oracledb.connect(user="appuser", password="password", dsn="sampledbconn")
この例では、TimesTenへの直接接続を指定する簡易接続文字列を使用します:
connection = oracledb.connect(user="appuser", password="password", dsn="myhost/sampledb:timesten_direct")