PL/SQLの機能の概要

この概要では、PL/SQLの機能について説明します。

PL/SQLについて

TimesTenでは、データベースでSQLにプロシージャ構造を統合できるプログラミング言語、PL/SQL(Procedural Language Extension to SQL)がサポートされています。

TimesTenリリース22.1は、Oracle Databaseリリース19cのPL/SQL言語を実装しています。そのため、このリリースのOracle DatabaseにあるほとんどのPL/SQL機能はTimesTenにも含まれており、基本的に同様に操作できます。(相違点については、「TimesTen PL/SQLサポート: リファレンスの概要」を参照してください。)

TimesTenにおけるPL/SQLの機能

TimesTenでのPL/SQLサポートでは、いくつかのことを実行できます。

  • PL/SQLプログラミング言語を最大限に活用します。

  • 次のAPIを使用するクライアント・アプリケーションからPL/SQLを実行します。

    • ODBC

    • JDBC

    • Oracle Call Interface (OCI)

    • Oracle Pro*C/C++

    • Oracle Data Provider for .NET (ODP.NET)

    • TTClasses (TimesTen C++ライブラリ)

  • PL/SQLからTimesTen SQLを実行します。

  • スタンドアロンのプロシージャ、ファンクション、パッケージまたはパッケージ本体を作成、変更または削除します。

  • PL/SQLパッケージを使用して、データベース機能を拡張したり、PL/SQLからSQL機能にアクセスできるようにします。

  • PL/SQLアプリケーションで例外とエラーを処理します。

  • データベースで接続属性を設定して、PL/SQL環境をカスタマイズします。

  • セッション・パラメータを変更して、PL/SQL環境を管理できるようにします。

  • PL/SQLシステム・ビューを使用して、データベース内のPL/SQLメタデータを表示します。

ノート:

『Oracle TimesTen In-Memory Databaseセキュリティ・ガイド』PL/SQL文および操作の権限を参照してください。