PL/SQLブロック
PL/SQLソース・プログラムの基本単位はブロック、つまり無名ブロックであり、関連する宣言および文をグループ化します。TimesTenではPL/SQLブロックをサポートしています。
PL/SQLブロックは、キーワードDECLARE
、BEGIN
、EXCEPTION
およびEND
で定義します。次の例に、PL/SQLブロックの基本構成を示します。
ノート:
キャッシュを使用する場合は、PL/SQLブロックをOracle Databaseにパススルーできません。(「TimesTenのPL/SQLとキャッシュ」も参照してください。)
DECLARE -- (optional)
-- Variables, cursors, user-defined exceptions
BEGIN -- (mandatory)
-- PL/SQL statements
EXCEPTION -- (optional)
-- Actions to perform when errors occur
END -- (mandatory)
PL/SQLプログラムでは、無名ブロックまたは名前付きブロックのいずれも定義できます。次の例では、employees
表に問合せを発行して、PL/SQL変数にデータを戻す無名ブロックを作成します。
Command> SET SERVEROUTPUT ON;
Command> DECLARE
v_fname VARCHAR2 (20);
BEGIN
SELECT first_name
INTO v_fname
FROM employees
WHERE employee_id = 100;
DBMS_OUTPUT.PUT_LINE (v_fname);
END;
/
Steven
PL/SQL procedure successfully completed.