2 TimesTenにおけるPL/SQLのプログラミング機能

この章では、PL/SQLの主なプログラミング機能を、例を示して説明します。

『Oracle Database PL/SQL言語リファレンス』のPL/SQLの概要を参照してください。特に注意書きがないかぎり、これらの例はTimesTenとOracle Databaseの場合と同じ結果になります。

TimesTen固有の考慮事項の詳細は、章の最後を参照してください。一般的にどのようにアプリケーションがTimesTenとやり取りするか、および具体的にはPL/SQLとどのようにやり取りするか、概要を「TimesTenのPL/SQLコンポーネントおよび操作」で参照してください。

この章の主な内容は次のとおりです。

• PL/SQLブロック

• PL/SQLの変数および定数

• PL/SQLからのSQLファンクション・コール

• PL/SQL制御構造

• PL/SQLのプロシージャおよびファンクション

• PL/SQLパッケージ

• アプリケーションとPL/SQLとの間でデータを受け渡す方法

• PL/SQLプログラムでのSQLの使用

• TimesTenのPL/SQLとキャッシュ

• PL/SQLプログラムでのカーソルの使用

• PL/SQLのソース・コードのラップ

• TimesTenにおける相違点: トランザクション動作

ノート:

他に説明がないかぎり、このマニュアルの例では、TimesTen ttIsqlユーティリティを使用します(Command>プロンプトがあります)。例の出力を表示するには、設定SET SERVEROUTPUT ONを使用します。『Oracle TimesTen In-Memory Databaseリファレンス』のttIsqlを参照してください。