キャッシュ・グループがないアクティブ・スタンバイ・ペアの設定

アクティブ・スタンバイ・ペアを設定するために実行できるいくつかの手順を示します。

例については、「1つのサブスクライバがあるアクティブ・スタンバイ・ペアの構成」を参照してください。

ノート:

読取り専用キャッシュ・グループまたはASYNCHRONOUS WRITETHROUGH (AWT)キャッシュ・グループをレプリケートする場合は、「キャッシュ・グループがあるアクティブ・スタンバイ・ペアの管理」を参照してください。

データベースを作成する前に、次の項の情報を参照してください。

  1. データベースを作成します。『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』TimesTenデータベースの管理を参照してください。

  2. CREATE ACTIVE STANDBY PAIR文を使用して、レプリケーション・スキームを作成します。アクティブ・スタンバイ・ペアのレプリケーション・スキームの定義を参照してください。

  3. アクティブ・データベースでttRepStateSet('ACTIVE')をコールします。

  4. レプリケーション・エージェントを起動します。「レプリケーション・エージェントの起動および停止」を参照してください。

  5. アクティブ・データベースでユーザーを作成し、そのユーザーにADMIN権限を付与します。

  6. アクティブ・データベースをスタンバイ・データベースに複製します。「データベースの複製」を参照してください。

  7. スタンバイ・データベースでレプリケーション・エージェントを起動します。「レプリケーション・エージェントの起動および停止」を参照してください。

  8. スタンバイ・データベースがSTANDBY状態になるまで待機します。ttRepStateGet組込みプロシージャを使用して、スタンバイ・データベースの状態を確認します。

  9. スタンバイ・データベースからすべてのサブスクライバを複製します。「サブスクライバへのマスター・データベースの複製」を参照してください。

  10. レプリケーション・エージェント・ポリシーを設定し、各サブスクライバ・データベースでレプリケーション・エージェントを起動します。「レプリケーション・エージェントの起動および停止」を参照してください。