マスター・データベース情報の表示

マスター・データベースに関する情報を表示できます。

ttRepAdminの使用によるマスター・データベースに関する情報の表示

マスター・データベースに関する情報を表示するには、-self -listオプションを指定してttRepAdminユーティリティを使用します。

ttRepAdmin -dsn masterDSN -self -list

この例では、ttRepAdminを使用して、「複数サブスクライバのクラシック・レプリケーション・スキーム」で説明されているマスター・データベースに関する情報を表示します。

> ttRepAdmin -dsn masterds -self -list
Self host "server1", port auto, name "masterds", LSN 0/2114272

次の表に、フィールドの説明を示します。

フィールド 説明

host

データベースのホストの名前。

port

このデータベースからの更新を受信する別のデータベースのレプリケーション・エージェントで使用されるTCP/IPポート。値が0(ゼロ)の場合は、レプリケーションでポートが自動的に割り当てられたことを示します。

name

データベースの名前。

Log file / Replication hold LSN

サブスクライバに送信するために保持されているトランザクション・ログ内の最も古い場所を示します。値が-1/-1の場合は、レプリケーションがすべてのサブスクライバに対してstop状態であることを示します。

レプリケーション表の問合せによるマスター・データベースに関する情報の取得

マスター・データベースに関する情報を取得するには、SELECT文を使用してTTREP.TTSTORESおよびTTREP.REPSTORESレプリケーション表を問い合せます。

SELECT t.host_name, t.rep_port_number, t.tt_store_name
  FROM ttrep.ttstores t, ttrep.repstores s
    WHERE t.is_local_store = 0x01
      AND t.tt_store_id = s.tt_store_id;

これは、「複数サブスクライバのクラシック・レプリケーション・スキーム」で説明されているマスター・データベースに対するSELECT文の出力です。フィールドは、ホスト名、レプリケーション・ポート番号およびデータベース名です。

< server1, 0, masterds>