SQLの概要
データベースは、複数の要素で構成されます。各要素にはデータの一部が格納されます。任意の要素からSQL操作を介してデータベース内のデータを操作および問い合せます。たとえば、
CREATE
USER
文を使用して、任意の要素からデータベース内にユーザーを作成できます。TimesTen Scaleoutによってユーザーが作成された後、データベースのすべての要素でこのユーザーを使用できます。任意の要素からDDL文およびDML文を発行し、TimesTen Scaleoutでデータベースのすべての要素に適用できます。SELECT
文の発行により、ある要素から作成して別の要素で実行し、結果は元の要素に返されるという問合せを実行できます。
ノート:
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SQL文やファンクションなどの構文とセマンティクスの詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス』を参照してください。
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TimesTen ScaleoutでサポートされているSQL文の詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス』のTimesTenでサポートされているSQL文の要約を参照してください。