PL/SQLの概要
アプリケーションでは、PL/SQLを使用して、データにアクセスして操作できます。PL/SQLは、アプリケーションの接続先の要素で処理されます。PL/SQLの詳細および例は、『Oracle TimesTen In-Memory Database PL/SQL開発者ガイド』を参照してください。
TimesTen ScaleoutでPL/SQLを使用する場合は、次の点を考慮してください。
-
PL/SQLから起動されるSQL文は、他のSQL文と同様、グリッド全体で実行されます。
-
PL/SQLファンクションまたはプロシージャは、ローカル操作として実行されます。
-
他のSQLオブジェクトと同様に、TimesTen Scaleoutでは、データベースの分散マップに新しい要素が追加されると、すべてのPL/SQLオブジェクトが自動的に作成されます。
-
他のDDL文と同様に、TimesTen Scaleoutでは、PL/SQL DDL文はログに記録されます。要素の停止中に作成または削除されたPL/SQLオブジェクトは、その要素のリカバリ・フェーズの間に作成されます。ただし、PL/SQL DDL文は、他のDDL操作と同様に、その要素がログベースのキャッチ・アップでリカバリされている間は、データベース上でブロックされます。
TimesTen Scaleoutでは、TimesTen ClassicでサポートされているほとんどのPL/SQL機能がサポートされていますが、すべてではありません。サポートされていないPL/SQL機能は、表1-9を参照してください。