表の処理
表は、データベースのデータを分散する方法を定義するために使用するオブジェクトです。各ユーザー定義表には、定義された分散スキームが含まれています。TimesTen Scaleoutは、この定義された分散スキームに従ってデータの分散を管理します。分散スキームによって、表のデータ行をグリッドで分散する方法 が定義されます。
CREATE TABLE
文を使用すると、表の分散スキームを定義する分散句を指定できます。作成した表は、データベースのすべての要素に存在します。表のデータ行は、データベースの様々な要素に存在します。
表の作成、変更および削除の構文とセマンティクスの詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Database SQLリファレンス』のCREATE TABLEを参照してください。分散スキームの定義の詳細は、「データ分散」または「表の分散スキームの定義」を参照してください。