メモリーへのデータベースの再ロード

データベースをメモリーにリロードするには、特定のタスクを実行する必要があります。

  • すべてのレプリカ・セットをロードできるかどうかの確認: データベースをロードする前に、-loadReadinessオプションを指定したdbStatusを実行して、すべてのレプリカ・セットをロードできることを確認することをお薦めします。

    表13-2の各要素ステータスの説明に従って、データベースの要素に関する問題をすべて解決します。

  • メモリーにデータベースをロードしますttGridAdmin dbLoadコマンドにより、データベースの各要素をそれぞれのホストのメモリーにロードします。

  • ユーザー接続に対してデータベースをオープンしますttGridAdmin dbOpenコマンドにより、ユーザー接続に対してデータベースを有効化します。

レプリカ・セットのステータスを確認します。

ttGridAdmin dbStatus database1 -loadReadiness
Data Elements:
RS DS Instance             State
-- -- -------------------- --------
 1  1 mysys3host.griddata1 Unloaded
 1  2 mysys4host.griddata2 Unloaded
 1                         Loadable
 2  1 mysys5host.griddata3 Unloaded
 2  2 mysys6host.griddata4 Unloaded
 2                         Loadable
 
database1 load state: Loadable
Total Elements Loaded:0/4

メモリーにdatabase1データベースのすべての要素をロードします。

% ttGridAdmin dbLoad database1
Database database1 load started

ユーザー接続に対してdatabase1データベースをオープンします。

% ttGridAdmin dbOpen database1
Database database1 open started

ttGridAdmin dbLoadまたはttGridAdmin dbOpenコマンドの詳細は、それぞれ『Oracle TimesTen In-Memory Databaseリファレンス』メモリーへのデータベースのロード(dbLoad)またはデータベースのオープン(dbOpen)を参照してください。