データベースの接続属性の変更
接続属性には、それぞれの永続性に基づいて3つのタイプがあります。
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データベースを作成するときに設定され、変更できない属性。これらの属性に割り当てる値は、データベース定義に格納します。
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データベースをメモリーにロードするときに設定され、アンロードおよびメモリーへのデータベースの再ロード時に変更可能な属性。これらの属性に割り当てる値は、データベース定義に格納します。
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データベースへの各接続によって設定され、その接続が継続している間保持される属性。これらの属性に割り当てる値は、接続可能オブジェクトに格納します。
次の各トピックでは、データベースの格納場所に応じて、その接続属性を変更する方法について説明します。
データベース定義での接続属性の変更
データベース定義の変更とは、データベース定義でサポートされている接続属性の割リ当てられた値を変更することです。データベース定義でサポートされ、データベースの作成後に変更可能な接続属性のタイプは、次のとおりです。
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初期接続属性
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PL/SQLの初期接続属性
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サーバー接続属性
ノート:
データベースの作成後にデータ・ストア属性を変更することはできません。データ・ストア属性に別の値を使用するには、データベースを破棄して再作成する必要があります。「データベースの破棄」および「データベースの作成」を参照してください。
TimesTen Scaleoutにより、データベース定義で明示的に指定されていない、サポートされているすべての属性に、デフォルト値が割り当てられます。デフォルト値が割り当てられた属性は、データベース定義に属性を含めることで変更できます。データベース定義で定義されている属性を追加または変更して、現在のバージョンのモデルに変更を適用すると、TimesTen Scaleoutにより、すべてのデータ・インスタンスの構成ファイルが、データベース定義に関連付けられたDSNの新しい属性で上書きされます。
データベース定義でサポートされている属性に割り当てられた値を変更するには、次のタスクを実行します。
すべての接続属性の詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseリファレンス』の接続属性を参照してください。
ttGridAdmin dbdefExport
、ttGridAdmin dbdefModify
またはttGridAdmin modelApply
コマンドの詳細は、それぞれ『Oracle TimesTen In-Memory Databaseリファレンス』のデータベース定義のエクスポート(dbdefExport)、データベース定義の変更(dbdefModify)または最新バージョンのモデルの適用(modelApply)を参照してください。
接続可能オブジェクトでの接続属性の変更
接続可能オブジェクトの変更とは、接続可能オブジェクトでサポートされている接続属性の割り当てられた値を変更することです。接続可能オブジェクトでサポートされている接続属性のタイプは、次のとおりです。
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一般接続属性
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NLS一般接続属性
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PL/SQL接続属性
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クライアント接続属性
TimesTen Scaleoutにより、接続可能オブジェクトで明示的に指定されていない、サポートされているすべての属性に、デフォルト値が割り当てられます。デフォルト値が割り当てられた属性は、接続可能オブジェクトに属性を含めることで変更できます。接続可能オブジェクトで定義されている属性を追加または変更して、現在のバージョンのモデルに変更を適用すると、TimesTen Scaleoutにより、すべてのデータ・インスタンスの構成ファイルが、接続可能オブジェクトに関連付けられたDSNの新しい属性で上書きされます。
接続可能オブジェクトでサポートされている属性に割り当てられた値を変更するには、次のタスクを実行します。
すべての接続属性の詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseリファレンス』の接続属性を参照してください。
ttGridAdmin connectableExport
、ttGridAdmin connectableModify
またはttGridAdmin modelApply
コマンドの詳細は、それぞれ『Oracle TimesTen In-Memory Databaseリファレンス』の接続可能オブジェクトのエクスポート(connectableExport)、接続可能オブジェクトの変更(connectableModify)または最新バージョンのモデルの適用(modelApply)を参照してください。