DROP TABLE

DROP TABLE文は、指定した表を、それに関連付けられたハッシュ索引および範囲索引とともに削除します。

必要な権限

表の所有者に必要な権限はありません。

別のユーザーの表の場合はDROP ANY TABLEが必要です。

TimesTen Scaleoutでの使用

この文は、TimesTen Scaleoutでサポートされています。

SQL構文

DROP TABLE [Owner.]TableName

パラメータ

パラメータ 説明

[Owner.]TableName

削除する表を指定します。

説明

  • 使用中の表を削除しようとすると、エラーが発生します。

  • コミットされていないトランザクションでのDROP TABLEがアクティブな場合(またはアクティブだった場合)、その表にアクセスしないDML操作を実行する他のトランザクションを続行できます。

  • 表がレプリケートされた表である場合、次のいずれかを実行できます。

    • DROP TABLE文を発行する前に、DROP REPLICATION文を使用してレプリケーション・スキームを削除します。

    • DDL_REPLICATION_LEVELが2以上の場合は、DROP TABLE文によって、レプリケーション・スキームのすべてのデータベースのアクティブ・スタンバイ・ペアから表を削除します。

      DDL_REPLICATION_LEVELが1の場合は、レプリケーション・エージェントを停止し、ALTER ACTIVE STANDBY PAIR ... EXCLUDE TABLE文を使用してレプリケーション・スキームから表を除外します。次にDROP TABLE文を使用して表を削除します。

      詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseレプリケーション・ガイド』「アクティブ・スタンバイ・ペアでのDDL変更」を参照してください。

  • 他の接続が所有する空でないインスタンスが一時表にある場合、別の接続によって一時表を削除することはできません。

CREATE TABLE vendorperf
   (ordernumber INTEGER,
    delivday TT_SMALLINT,
    delivmonth TT_SMALLINT,
    delivyear TT_SMALLINT,
    delivqty TT_SMALLINT,
    remarks VARCHAR2(60));
CREATE UNIQUE INDEX vendorperfindex ON vendorperf (ordernumber);

次の文は、表および索引を削除します。

DROP TABLE vendorperf;