7 権限

複数のユーザーがデータベース・オブジェクトにアクセス可能な場合、これらのオブジェクトへの認可は権限を使用して制御できます。オブジェクトには必ず所有者が存在します。あるユーザーが他のユーザーによって所有されているオブジェクトを変更できるかどうかは、権限によって制御されます。権限の付与または取消しを実行できるのはインスタンス管理者、ADMIN権限を持つユーザー、または特定のオブジェクトに対する権限の場合は、そのオブジェクトの所有者です。

『Oracle TimesTen In-Memory Databaseセキュリティ・ガイド』「権限の付与および取消し」では、様々なオブジェクトに対する権限の付与および取消しの詳細を説明しています。また、次の各項に、TimesTenの操作を実行するために必要なすべての権限についてのクイック・リファレンスを示します。