SYS.CACHE_GROUP

CACHE_GROUP表は、TimesTenキャッシュの定義を記述しています。

列名 タイプ 説明

CGNAME

TT_CHAR (31) NOT NULL

グループ名

CGOWNER

TT_CHAR (31) NOT NULL

グループの所有者

CGID

TT_BIGINTNOT NULL

このキャッシュ・グループのID

ROOT

TT_BIGINTNOT NULL

キャッシュ・グループのルート表の一意な識別子

SOURCE

TT_CHAR (8) NOT NULL

キャッシュするデータソース

サポートされている唯一の値は'ORACLE'です。

CGDURATION

TT_INTEGERNOT NULL

内部使用。

TBLCNT

TT_SMALLINT NOT NULL

キャッシュ・グループ内の表の数

REFRESH_MODE

TT_CHAR (1) NOT NULL

現在の自動リフレッシュ・モード

'N': 自動リフレッシュなし

'I': 増分自動リフレッシュ

'F': 完全自動リフレッシュ

REFRESH_STATE

TT_CHAR (1) NOT NULL

現在の自動リフレッシュ・モード

'N': オフ

'Y': オン

'P': 一時停止

REFRESH_INTERVAL

TT_BIGINTNOT NULL

自動リフレッシュ間隔(ミリ秒)

CGATTRIBUTES

BINARY(4) NOT NULL

ビット0から7は、キャッシュ・グループの種類

ビット8から15は、自動ロード・オプション

ビット0: 1 - READONLY

ビット1: 1 - SYNCHRONOUS WRITETHROUGH

ビット2: 1 - AUTOREFRESH

ビット3: 1 - PROPAGATE

ビット8: 1 - 作成時自動ロード(AUTOREFRESHの場合は常に1)

ビット9: 1 - 動的キャッシュグループ

REFRESH_WITH_LIMIT

TT_INTEGERNOT NULL

Oracle Databaseのトリガー・ログ表に保存されている自動リフレッシュ変更ログ・レコードの最大数

値が大きいと、自動リフレッシュによってOracle Databaseでさらに多くの領域が使用されますが、TimesTenに自動リフレッシュされていないログが切り捨てられないため、完全リフレッシュのために発生する可能性があるフォールバックが軽減されます。

このフィールドは、増分自動リフレッシュによってのみ使用されます。

CVGRIDID

TT_INTEGERNOT NULL

未使用

GRIDINFO

VARBINARY(409600) NOT INLINE

内部使用

ORATOP

TT_VARCHAR(409600) NOT INLINE

将来使用

ORAPROXY

TT_VARCHAR(409600) NOT INLINE

将来使用

ORABASE

TT_VARCHAR(409600) NOT INLINE

将来使用

TTALIAS

TT_VARCHAR(409600) NOT INLINE

将来使用

ORASCN

VARBINARY (409600) NOT INLINE NOT NULL

Oracle Active Data Guard設定を使用する場合、この列には、行(SYS.CACHE_GROUP.CGNAME)で表されるキャッシュ・グループをリフレッシュするために使用されるOracle SCNが含まれています。