TTREP.REPELEMENTS

REPELEMENTS表は、レプリケーション・スキームの要素を記述しています。

列名 タイプ 説明

REPLICATION_NAME

TT_CHAR (31) NOT NULL

レプリケーション・スキームの名前

REPLICATION_OWNER

TT_CHAR (31) NOT NULL

レプリケーション・スキームの所有者

ELEMENT_NAME

TT_CHAR (31) NOT NULL

この要素のレプリケーション名

これは、基礎となるデータベース・オブジェクトのDS_OBJ_NAMEとは論理的に異なります。たとえばレプリケーション表のELEMENT_NAMEは、表名と異なる可能性があります。この名前は、レプリケーション・スキームにおいて一意である必要があります。

ELEMENT_TYPE

TT_CHAR (1) NOT NULL

このレプリケーション要素のタイプ

'T' – 表

'D' – データベース

'S' – 順序

OWNED_BY_SYSTEM

BINARY(1) NOT NULL

0x01 - 要素がシステムによって管理され、SQL文で直接参照することができない場合

0x00 - 要素がユーザーによって定義および管理される場合

MASTER_ID

TT_BIGINTNOT NULL

この要素のマスターまたはプロパゲータのTT_STORE_ID

OLD_MASTER_ID

TT_BIGINTNOT NULL

この要素の直前のMASTERTT_STORE_ID

存在しない場合は-1

IS_PROPAGATOR

BINARY(1) NOT NULL

プロパゲータ・フラグ

0 - MASTER_IDが真のMASTERデータベースを識別します。

1 - MASTER_IDPROPAGATORを識別します。

DS_OBJ_NAME

TT_CHAR (31) NOT NULL

このレプリケーションが、基礎となる単一のデータベース・オブジェクトを参照する場合: そのオブジェクトの名前

具体的には、ELEMENT_TYPE = 'T'の場合、これはレプリケートされた表の名前です。

ELEMENT_TYPE = 'D'の場合は、NULLになります。

DS_OBJ_OWNER.DS_OBJ_NAMEは、レプリケーション・スキーム内で一意である必要はありませんが、出現するたびに異なるELEMENT_NAMEに関連付けられる必要があります。

DS_OBJ_OWNER

TT_CHAR (31) NOT NULL

定義されている場合は、レプリケーション要素の所有者

そうでない場合はNULLです

これは、常に表の所有者です。DS_OBJ_OWNER.DS_OBJ_NAMEは、レプリケーション・スキーム内で一意である必要はありませんが、出現するたびに異なるELEMENT_NAMEに関連付けられる必要があります。

DS_OBJ_ID

TT_BIGINT

オブジェクトIDまたはフラグ

ELEMENT_TYPE = 'T'の場合:

表ID - 表が、所有する(マスターまたはプロパゲータの)データベース内にある場合は、その表IDです。

1 - 表はサブスクライバ・データベース内にあります。

ELEMENT_TYPE = 'D'の場合:

0 - データベースがマスターまたはプロパゲータです。

1 - データベースはサブスクライバです。

NULL - データベースは以前のバージョンから移行、リストアまたはアップグレードされています。

DURABLE_TRANSMIT

BINARY(1) NOT NULL

永続的トランザクションのステータス

0: トランザクションは転送前に永続的になりません。

1: トランザクションは転送前に永続的になります(デフォルト)。

CONFLICT_CHECKS

BINARY(8) NOT NULL

どの競合検出が有効かを示すビットマップ

0x0000000000000000 - 競合検出の構成なし(デフォルト)

0x0000000000000001 - ROW TIMESTAMPによる競合検出

TS_COLUMN_NAME

TT_CHAR(31)

CREATE REPLICATION文のCHECK CONFLICTS句で指定されたタイムスタンプ列の名前

この列はBINARY(8)型で、NULL値を許容する必要があります。

TS_EXCEPTION_ACTION

TT_CHAR (1) NOT NULL

タイムスタンプベースの競合検出で競合を検出した場合に実行されるアクション

アクションは、CREATE REPLICATION文のCHECK CONFLICTS句のON EXCEPTION句によって指定されます。この列に表示される値は、次のとおりです。

'\0' - 定義されていないアクション

'N' - NO ACTION

'R' - ロールバック・トランザクション(デフォルト)

TS_UPDATE_RULE

TT_CHAR (1) NOT NULL

タイムスタンプベースの競合検出のためのタイムスタンプ管理ルール

'\0' - ルール未定義

'U' - ユーザー定義

'S' - システム定義(デフォルト)

TS_REPORT_FILE

TT_VARCHAR(1000) NOT INLINE

レプリケーション・エージェントがタイムスタンプ競合をレポートするファイルの名前

このファイルはCREATE REPLICATION文のCHECK CONFLICTS句のREPORT TO句で指定されます。

DS_OBJ_CREATION_CTN

BINARY (16) NOT NULL

内部的な使用のために予約済。

IS_MASTER_PROPAGATOR

BINARY(1)

データベースがマスターとプロパゲータの両方であるかどうかを示す

EXTERNAL_DB

TT_CHAR(1)

TimesTenではないデータベースへのレプリケーションであることを示す

NULL - 別の種類のデータベースへのレプリケーションなし

O - Oracle Databaseへのレプリケーション(AWTキャッシュ・グループのあるTimesTenデータベースで発生)

REPORT_FORMAT

TT_CHAR(1)

レプリケーション競合ファイルのレポート形式

'S' - 標準形式

'X' - XML形式

NULL - レポート・ファイル指定なし(したがって、形式なし)