TimesTen環境変数の設定

この項では、Linux、UNIXまたはWindowsでTimesTenの環境変数を設定する方法について説明します。

LinuxまたはUNIXでの環境変数の設定

LinuxまたはUNIXシステムでTTClassesを使用するには、timesten_home/binディレクトリ(timesten_homeはTimesTenインスタンスのホーム・ディレクトリ)にある適切なttenvスクリプトを使用して、シェル環境変数を正しく設定する必要があります。

LinuxまたはUNIXプラットフォームの場合、このスクリプトはttenv.shまたはttenv.cshのいずれか(使用するシェルによって異なる)です。

これを直接実行するかわりに、必要なスクリプトの行をログイン初期化スクリプト(たとえば、.profileまたは.cshrc)に追加することができます。

Oracle TimesTen In-Memory Databaseインストレーション、移行およびアップグレード・ガイド環境変数を参照してください。

Windowsでの環境変数の設定

Windowsシステムでアプリケーションを再コンパイルする前に、PATHINCLUDEおよびLIB環境変数が正しいVisual Studioのディレクトリを指していることを確認します。

これには、適切なVisual Studio C++バッチ・ファイル(たとえば、VCVARS32.BATまたはVSVARS32.BAT)を実行します。

次に、次のコマンドを実行して、TimesTenの環境変数を設定します。timesten_homeはTimesTenインスタンスのホーム・ディレクトリです。

timesten_home\bin\ttenv.bat