history
構文
history [-all] [-h] [-r] [num_commands]
説明
ttIsql
はcsh
に類似したコマンド履歴を実現します。
以前に実行されたコマンドを表示します。num_commands
パラメータは、表示するコマンド数を指定します。num_commands
パラメータを省略した場合、前の10コマンドがデフォルトでリストされます。
このコマンドの出力では、連続した重複コマンドは省略されます。連続した重複コマンドを含めるには、-all
オプションを使用します。
コマンド数を省略するには、-h
オプションを使用します。
コマンドを逆の順序でリストするには、-r
パラメータを使用します。
履歴リストには、実行された過去100コマンドが格納されています。デフォルトでは、historyコマンドによって、最後に実行された10個のSQL文またはttIsql
組込みコマンドが表示されます。この最後の10個以外のコマンドを表示するには、historyコマンドに引数として表示最大数を指定します。
例
Command> history; 1 INSERT INTO T3 VALUES (3) 2 INSERT INTO T1 VALUES (4) 3 INSERT INTO T2 VALUES (5) 4 INSERT INTO T3 VALUES (6) 5 autocommit 0 6 showplan 7 SELECT * FROM T1, t2, t3 WHERE A=B AND B=C AND A=B 8 trytbllocks 0 9 tryserial 0 10 SELECT * FROM T1, t2, t3 WHERE A=B AND B=C AND A=B Command>
履歴リストの各エントリは、一意の番号で識別されています。コマンド番号を
!
の後に指定すると、そのコマンドを再度実行できます。次に例を示します:Command> ! 5; autocommit 0
最後のコマンドを実行するには、2つの
!
を連続して入力します。Command> !!; autocommit 0
特定の文字列で始まっている最後のコマンドを実行するには、そのコマンドの最初の数文字を
!
の後に入力します。次に例を示します:Command> ! auto; autocommit 0