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Management Pack for Oracle® GoldenGate Oracle GoldenGate Directorの管理
12c (12.1.2)
E52104-03
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2.7 Oracle GoldenGate Directorのアップグレードとアップデート

次の手順は、Oracle GoldenGate Directorをアップグレードするためのものです。初めてインストールする場合、「Oracle GoldenGate Director Serverソフトウェアのインストール」の手順に従います

アップグレードのパスは、バージョン1.4からのアップグレードか、バージョン2.0以上からのアップグレードかによって異なります。

2.7.1 バージョン2.0および11.xからのアップグレード

バージョン2.0または11.xからバージョン12.1.2には、シームレスにアップグレードできます。すべてのインストール・ファイルがアップグレードされ、現在のデータベース・リポジトリに保存できます。

アップグレードするには、インストーラを起動し、現在使用しているリポジトリを選択します。Oracle GoldenGate Directorによって、今回がアップグレードであることが自動的に検出されます。

警告:

Oracle GoldenGate Directorの現在のインストールに使用しているWebLogic Serverのバージョンを変更しないでください。アップグレード後に、ログイン、ユーザー・データおよびその他の基本的な情報が失われる可能性があります。

2.7.2 バージョン1.4からのアップグレード

Oracle GoldenGate Director Serverバージョン2.0以上はOracle WebLogic Server内にインストールされるため、古いインストール・ファイルが新しいもので更新されるという意味では、バージョン1.4からの直接のアップグレード・パスはありません。ただし、新しいインストール環境を現在のデータベース・リポジトリに指定することはできます。そのため、ユーザー・アカウント、環境、データソースが保存され、Oracle GoldenGate Director Clientには、アップグレードはシームレスに行われます。

現在のリポジトリを指定するには、「Oracle GoldenGate Director Serverのインストール」の説明に従いますが、次の手順を実行します。

  • 現在のリポジトリ・データベースの正しいデータベース・ドライバ情報を選択します。MySQLリポジトリは、MySQLのEnterprise版である必要があります。

  • 現在のリポジトリ・データベースの正しいデータベース・ドライバ情報を選択します。

  • データベースまたはスキーマと現在のリポジトリを所有するユーザーを選択します。

    ノート:

    Oracle WebLogic Serverでは、パスワードに、アルファベットと数字を少なくとも1つずつ含む、8文字以上の英数字を使用する必要があります。この要求に応えるために現在のパスワードを変更する必要がある場合があります。

アップグレードのサポートが必要な場合は、http://support.oracle.comのOracleサポートのサービス・リクエストを開いてください。