これらの方法は新規インストールに適用されます。アップグレードについては、「Oracle GoldenGate Directorのアップグレードとアップデート」を参照してください
Oracle GoldenGate Director Serverの新規インストールには次のステップが含まれます。
Oracle GoldenGate Director Serverを初めてインストールする前に、リポジトリのためのストレージ・ロケーションを割り当て、Oracle GoldenGate Directorが使用できるようデータベース・ログイン資格証明を割り当てる必要があります。既存のオブジェクトを使用するか新しいオブジェクトを作成できます。
ノート:
通常、OPEN_CURSORS
には、より高い値が必要です。コマンドalter system set open_cursors=2000
を使用すると、値を2000に設定できます。複数のプロセスがカーソルを使用している場合は、システム管理者がOPEN_CURSORSの適切な値を決定できます。
QUOTA UNLIMITED
を指定します。次のステップに従って、サーバー・コンポーネント(Oracle GoldenGate Director Server)をインストールするシステムにOracle GoldenGate Directorソフトウェアをダウンロードします。
http://edelivery.oracle.com
に移動します。
「Oracle Software Delivery Cloud」ページが表示されます。
「Sign-in/Register」をクリックします。
ノート:
まだログインしていない場合、「シングル・サインオン」ページが表示されます。Oracle IDとパスワードを入力し、「サインイン」をクリックします。
「条項および規制」ページが表示されます。
Oracle Software Delivery Cloudトライアル・ライセンス契約および輸出規制を受諾し、「続行」をクリックします。
「メディア・パック検索」ページが表示されます。
「メディア・パック検索」ページで次のようにします。
製品パックを選択ドロップダウン・コントロールをクリックし、リストから「Oracle Fusion Middleware」を選択します。
「プラットフォーム」ドロップダウン・コントロールをクリックし、リストからソフトウェアをインストールするプラットフォームを選択します。
「Go」をクリックします。
「結果」リストが拡張され、検索基準を満たす使用可能なメディア・パックがすべて表示されます。
「結果」リストで、ダウンロードするメディア・パックを選択して「続行」をクリックします。
メディア・パックのダウンロード・ページが開きます。このページには、メディア・パックのダウンロードに関する情報が掲載されています。この情報をよく読んで理解を深めることをお薦めします。
ファイルを正常にダウンロードするには、まず「README」をクリックして メディア・パックReadmeでダウンロード手順と製品情報を確認します。Readmeには、現在の構成に影響を与える新機能、新要件またはバグ修正および他の既知の問題に関するリリース・ノートが含まれています。
ダウンロード・プロセスを開始するには、「ダウンロード」をクリックします。
ファイルを開くためのダイアログ・ボックスが表示されます。
「次で開く」または「ファイルの保存」を選択します。
目的 | 選択内容 |
---|---|
メディア・パックをただちにインストール |
「次で開く」を選択し、使用するファイル解凍ユーティリティを選択し、ファイル・システム上の指定した場所にファイルを解凍します。 |
ファイルを保存し、後でインストール |
「ファイルの保存」を選択し、ファイル・システム上の場所を指定します。 |
次のステップに従って、サポートされているプラットフォームにOracle GoldenGate Director Serverをインストールします。UNIXでは、コマンドラインからインストールできます。
(UNIX専用)この手順では、コマンド・プロンプトを使用してソフトウェアをインストールします。
この手順では、グラフィカル・インタフェースを使用してOracle GoldenGate Directorをインストールします。
他のアプリケーションを閉じます。
ggdirector-serversetup
プログラムを実行します。
「Welcome」画面: 最初の画面で「Next」をクリックします。
ノート:
Oracle WebLogic Serverをまだインストールしていない場合は、「Cancel」をクリックしてこのインストールを終了し、「システム要件」で詳細を確認します。Oracle GoldenGate Directorは、Oracle WebLogic Serverドメインとしてインストールする必要があります。
Choose Installation Location: Oracle GoldenGate Directorのインストール・ディレクトリを作成する場所を入力するか参照します。画面に表示される要件に合う空きディスク領域が十分あるか確認します。
Select your WebLogic Install Location: WebLogic Serverがインストールされたディレクトリのすぐ上のディレクトリを選択します。デフォルトのWebLogic Serverのディレクトリ構造では、WebLogicはOracleディレクトリのMiddleware
ディレクトリ下にあるwlserver_version
という名前のディレクトリにインストールされます。したがって、Middleware
ディレクトリを選択します。ただし、新規の場合でも名前変更の場合でも、デフォルト・ディレクトリ構造を持たないWebLogicインストールにOracle GoldenGate Directorをインストールする場合、次のようにします。
正しいWebLogic Serverホーム・ディレクトリを指すように、Weblogicホーム・ディレクトリのregistry.xml
ファイルを更新します。
正しいWebLogic Serverホーム・ディレクトリを指すように、%WLS_SERVER_HOME%/server/bin
および%WLS_SERVER%/common/bin
のすべてのスクリプトを更新します。
正しいWebLogic Serverホーム・ディレクトリを指すように、%WLS_SERVER_HOME%
の.product.properties
ファイルを更新します。
HTTP port: Oracle GoldenGate Director ServerがOracle GoldenGate Director Webと通信するために使用するHTTPポートを確認または変更します。ほとんどの場合、デフォルトの7001で十分です。
Database: Oracle GoldenGate Director Serverリポジトリとして使用するデータベースのタイプを選択します。データベースまたはスキーマ(該当する場合)およびユーザー・アカウントが存在して正しく構成されており、インストールの前に実行されている必要があります。Oracle GoldenGate Directorの以前のバージョンからのリポジトリを使用して、既存のデータソース構成、ユーザー・アカウントおよび環境を保持できます。
(オプション、MySQLのみ) MySQL Enterprise Editionを使用するには、リンクをクリックしてOracle GoldenGate Directorリポジトリとして使用する無償のトライアル版をダウンロードします。MySQLのインストールおよび起動中はインストーラを実行したままにし、完了したら戻ります。
Database driver configuration: Oracle GoldenGate Director Serverがリポジトリ・データベースに接続できるようにするには、次の情報を入力します。
データベース・ホスト・サーバーの名前。
データベースの名前またはOracleデータベースを使用する場合のOracle SID。
データベースのポート番号。選択されたデータベースのデフォルトのポート番号がインストーラによって表示されます。
Database User: データベースにログオンするために使用する既存のデータベース・ユーザーまたはアカウントの名前とパスワードを入力します。既存のOracle GoldenGate Director Serverリポジトリを使用するには、データベースまたはスキーマを所有するユーザーの資格証明を使用します。この資格証明はOracle GoldenGate Director Server内の認証を確立するために使用されます。パスワードは暗号化されて保存されます。パスワードが8文字以上のアルファベットを含み、1文字以上のアルファベットと1つ以上の数字を含んでいることを確認します。
(Windows) Oracle GoldenGate Director Service: オプションで、Oracle GoldenGate Director ServerをWindowsサービスとしてインストールできます。「Install as a service」(デフォルト)を選択して、サービスの名前と説明を入力します。システム上にOracle GoldenGate Directorのインストールが複数存在する場合、各サービス名は一意にする必要があります。
ノート:
インストーラによって、WebLogic Domainサービスが作成されます。WebLogicのバージョンが12cより前の場合、サービス名の前にbeasvc
という接頭辞が付加されます。WebLogicのバージョンが12c以上の場合、サービス名の前にwlsvc
という接頭辞が付加されます。ホスト名がサービス名の後ろに付加されます。たとえば、デフォルトのサービス名oggdirector
が使用される場合、サービス名はbeasvc oggdirector_localhost
またはwlsvc oggdirector_localhost
です。
Pre-installation summary: インストールの入力内容を確認し、変更がある場合は「Back」を、インストールを開始する場合は「Next」をクリックします。
「Finish」をクリックし、インストーラを閉じます。