2.3 サービス・リクエストの作成

ワークスペース管理者は、「サービスのリクエスト」ページを使用して、スキーマのリクエスト、記憶領域の追加、ワークスペースの終了または別のワークスペースのリクエストを行います。

ノート:

開発環境のセキュリティとパフォーマンスを確保するために、この機能は、Oracle Cloudで実行されているOracle APEXインスタンスでは使用できません。

ヒント:

「管理」メニューと「ワークスペース管理」ホームページの両方から多くのワークスペース管理機能(サービスの管理、サービス・リクエストの作成など)にアクセスできます。一貫性を保つために、このセクションでは「ワークスペース管理」ホームページにユーザーをナビゲートします。

2.3.1ワークスペースで使用可能な領域の決定

表領域使用率の詳細レポートを使用して、ワークスペースで使用可能な空き領域のサイズを確認します。Oracleでは、追加の記憶域をリクエストする前にこのレポートを表示することをお薦めしています。

2.3.1.1 「表領域使用率の詳細レポート」の表示

「表領域使用率の詳細レポート」を表示して、ワークスペースの空き容量を確認します。

「表領域使用率の詳細レポート」を表示するには:

  1. 「ワークスペース管理」ページにナビゲートします。
    1. Oracle Application Expressにサインインします。
    2. 「ワークスペース」ホームページ上部で、「管理」メニューをクリックし、「管理」をクリックします。

    「ワークスペース管理」ページが表示されます。

  2. 「サービスの管理」をクリックします。
  3. 「サービス・リクエストの作成」をクリックします。
  4. 「表領域使用率の詳細レポート」をクリックします(数秒かかります)。

    レポートが表示され、表領域名、使用可能なバイト数、使用済の容量、空き容量および使用率が示されます。

2.3.2 ワークスペースのサービス・リクエスト履歴の表示

「サービス・リクエスト履歴」レポートを表示して、ワークスペースの以前のサービス・リクエストのステータスを確認します。

ワークスペース開発者および管理者は、追加の記憶域をリクエストする前に、サービス・リクエスト履歴レポートを表示し、根本的なエラーが原因で以前の記憶域リクエストが拒否されていないかを確認します。

サービス・リクエスト履歴レポートを表示するには、次の手順を実行します。

  1. 「ワークスペース管理」ページにナビゲートします。
    1. Oracle Application Expressにサインインします。
    2. 「ワークスペース」ホームページ上部で、「管理」メニューをクリックし、「管理」をクリックします。

    「ワークスペース管理」ページが表示されます。

  2. 「サービスの管理」をクリックします。
  3. 「サービス・リクエストの作成」をクリックします。
  4. 「サービス・リクエスト履歴」を展開します。

2.3.3 新しいスキーマのリクエスト

サービス・リクエストを作成し、「スキーマのリクエスト」を選択して、新しいスキーマをリクエストします。

スキーマは、表や索引などの論理構造を含む、データベース・オブジェクトの名前付きコレクションです。スキーマには、そのスキーマを所有するデータベースの名前が付きます。

新しいスキーマをリクエストするには:

  1. 「ワークスペース管理」ページにナビゲートします。
    1. Oracle Application Expressにサインインします。
    2. 「ワークスペース」ホームページ上部で、「管理」メニューをクリックし、「管理」をクリックします。

    「ワークスペース管理」ページが表示されます。

  2. 「サービスの管理」をクリックします。
  3. 「サービス・リクエストの作成」をクリックします。
  4. 「スキーマのリクエスト」を選択します。
  5. 「データベース・スキーマのリクエスト」で、次のように指定します。
    1. スキーマ: 「新しいスキーマのリクエスト」または「既存のスキーマの使用」のいずれかを選択します。
    2. スキーマ名: 新しい名前を入力するか、リストから選択します。
    3. 「次」をクリックします。
  6. 「終了」をクリックします。

2.3.4 追加の記憶域のリクエスト

サービス・リクエストを作成し、「記憶域のリクエスト」を選択して、追加の記憶域をリクエストします。

追加の記憶域をリクエストするには:

  1. 「ワークスペース管理」ページにナビゲートします。
    1. Oracle Application Expressにサインインします。
    2. 「ワークスペース」ホームページ上部で、「管理」メニューをクリックし、「管理」をクリックします。

    「ワークスペース管理」ページが表示されます。

  2. 「サービスの管理」をクリックします。
  3. 「サービス・リクエストの作成」をクリックします。
  4. 「記憶域のリクエスト」をクリックします。

    ヒント:

    ワークスペースで使用可能な空き領域のサイズを確認するには、「表領域使用率の詳細レポート(数秒かかります)」をクリックします。

  5. 「記憶域のリクエスト」で、次のように指定します。
    1. 追加する記憶域の量: 追加する記憶域の容量を選択します。
    2. 「次」をクリックします。
  6. 「記憶域のリクエスト」をクリックして、リクエストを確認します。

2.3.5 別のワークスペースのリクエスト

サービス・リクエストを使用して別のワークスペースをリクエストします。

サービス・リクエストを使用して新しいワークスペースをリクエストするには:

  1. 「ワークスペース管理」ページにナビゲートします。
    1. Oracle Application Expressにサインインします。
    2. 「ワークスペース」ホームページ上部で、「管理」メニューをクリックし、「管理」をクリックします。

    「ワークスペース管理」ページが表示されます。

  2. 「サービスの管理」をクリックします。
  3. 「サービス・リクエストの作成」をクリックします。
  4. 「別のワークスペースにサインアップ」をクリックします。
    ワークスペースのリクエスト・ウィザードが表示されます。
  5. 「指定」で、次の項目を指定します。
    1. 名: 名を入力します。
    2. 姓: 姓を入力します。
    3. 電子メール: 電子メール・アドレスを入力します。ワークスペースをアクティブ化するリンクがこの電子メール・アドレスに送信されます。
    4. ワークスペース: 開発環境を一意に識別するワークスペース名を入力します。
    5. 「次」をクリックします。
  6. 定義されている場合は、サービス合意をレビューして受け入れ、「次へ」をクリックします。
  7. リクエストを検証し、「リクエストの送信」をクリックします。

2.3.6 ワークスペースの終了

サービス・リクエストを作成し、「終了のリクエスト」を選択して、ワークスペースを終了します。

ワークスペースを終了するには:

  1. 「ワークスペース管理」ページにナビゲートします。
    1. Oracle Application Expressにサインインします。
    2. 「ワークスペース」ホームページ上部で、「管理」メニューをクリックし、「管理」をクリックします。

    「ワークスペース管理」ページが表示されます。

  2. 「サービスの管理」をクリックします。
  3. 「サービス・リクエストの作成」をクリックします。
  4. 「終了のリクエスト」を選択します。
  5. 「次」をクリックして、リクエストを確認します。