20.2.6 ファイルのアップロードの保護について
ファイルのアップロードの保護に関する開発者向けのベスト・プラクティスについて学習します。
Oracle Application Expressを使用すると、ファイルをアップロードし、アップロードしたファイルにアクセスできるアプリケーションを簡単に作成できます。これらのファイルは、共通のファイル記憶域表にアップロードされます。データベース・ビューAPEX_APPLICATION_FILES
では、データベース・アカウント(またはワークスペース)に関連付けられたファイルが表示されますが、共通のファイル記憶域表へのプログラムを介したアクセスでは、認証が不要な場合もあり、アップロードされたファイルを他のユーザーが参照できます。このため、ワークスペース・スキーマの表に直接アップロードされるファイル、またはプログラムによるアクセスが必要な場合はAPEX_APPLICATION_TEMP_FILES
にアップロードされるファイルに、フォームおよびレポートでのBLOBサポートの理解に記載されている方法を使用することをお薦めします。組込みのファイル・アクセス方法を使用する場合は、ページの認可チェックもファイル・アクセスに適用されます。
関連項目:
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ファイル参照ページ・アイテムの作成についてさらに学習するには、「アイテム・タイプについて」を参照してください
親トピック: セキュリティに関する開発者のベスト・プラクティスの理解