Oracle Key Vaultのこのリリースでの変更点

Oracle Key Vaultリリースでは、大規模な企業でOracle Key Vaultの使用を強化する新機能が導入されています。

Oracle Key Vaultリリース18.8での変更点

Oracle Key Vaultリリース18.8には、次の新機能が導入されています。

管理コンソールでアラート・メッセージをクリアするオプションのユーザーによる指定

このリリース以降では、特定のアラートを無効にせずに削除できます。

このリリースより前は、アラートを完全に無効にせずに特定のアラートを削除する方法はありませんでした。Oracle Key Vaultリリース18.8以降は、アラートを削除できます。削除されたアラートは、次回アラートをチェックしたときにアラート条件が満たされた場合に再度発生します。

Oracle Key Vaultリリース18.7での変更点

Oracle Key Vaultリリース18.7には、次の新機能が導入されています。

マルチマスター・クラスタ用のRESTfulコマンド

このリリース以降、RESTfulコマンドを使用してマルチマスター・クラスタに関する情報を検索できます。

新しいRESTfulコマンドは次のとおりです。

  • get_cluster_infoは、名前、クラスタ・バージョン、最大無効化ノード期間、クラスタ・サブグループの名前、クラスタに関連付けられているノードの名前など、マルチマスター・クラスタ全体に関する情報を取得します。
  • get_cluster_node_infoは、名前、IPアドレス、モード、バージョン、ステータス、読取り/書込みピア、それらが属するクラスタ・サブグループ、インダクションされた日付、無効にされた日付など、クラスタ内の個々のマルチマスター・クラスタ・ノードに関する詳細を取得します。