3.2.10 認証のためのCollection ManagerとOracle Internet Directory (LDAP)の統合

APEXのインストール後、認証のためにAHF Collection ManagerとOracle Internet Directory (LDAP)を統合できます。ステップは後述します。

ノート:

これらのスクリーンショットは、APEX 18.xリリースのものです。
  1. LDAP認証が正常に機能していることを確認します。
    -bash-4.2$ which ldapbind
    /scratch/testuser/Middleware/Oracle_Home/bin/ldapbind
    
    非SSLの場合:
    -bash-4.2$ ldapbind -h host.example.com -p 3060 -D 'cn=orcladmin' -w ********
    bind successful
    SSLの場合:
    -bash-4.2$ ldapbind -h host.example.com -p 3131 -U 1 -D 'cn=orcladmin' -w ********
    bind successful
  2. Collection ManagerワークスペースのADMINとしてAPEXにログインします。
    たとえば:
    Workspace: orachkcm, User: orachkcm, Password: ********

    図3-91 Oracle Application Expressへのログイン

    この図は、Oracle Application Expressへのログインを示しています。

  3. 「アプリケーション・ビルダー」メニュー、Collection Managerアプリケーションの順にクリックします。

    図3-92 App Builder

    この図は、アプリケーション・ビルダーへのアクセスを示しています。

  4. 「共有コンポーネント」「セキュリティ: 認証スキーム」の順にクリックします。

    図3-93 Shared Components

    この図は、共有コンポーネントへのアクセスを示しています。

    図3-94 Security - Authentication Schemes

    この図は、セキュリティの認証スキームへのアクセスを示しています。

  5. 「認証スキーム」ページで、「作成」をクリックします。

    図3-95 Create - Authentication Schemes

    この図は、認証スキームの作成を示しています。

  6. 「認証スキームの作成」ページで、「ギャラリからの事前構成済スキームに基づく」を選択し、「Next」をクリックします。

    図3-96 Create Authentication Schemes

    この図は、認証スキームの作成を示しています。

    認証スキームの作成/編集ページが表示されます。

    図3-97 Create/Edit - Authentication Scheme

    この図は、認証スキームの作成または編集を示しています。

  7. 認証スキームの作成/編集ページで、「名前」および「スキーム・タイプ」を入力します。

    たとえば:

    名前: AHF_CM_OID_AUTH

    スキーム・タイプ: LDAP Directoryを選択します

    図3-98 Create/Edit - Authentication Scheme

    この図は、認証スキームの作成または編集を示しています。

    認証スキームの作成/編集ページが展開されます。

  8. 追加のLDAP設定を入力します。

    図3-99 追加のLDAP設定

    この図は、追加のLDAP設定の入力を示しています。

    Oracle Internet Directory (LDAP)環境と一致する詳細を入力します。

    たとえば:

    ホスト: host.example.com

    ポート: 3131

    SSLの使用: SSL

    識別名(DN)文字列: cn=%LDAP_USER%

    完全な識別名の使用: はい

    図3-100 追加のLDAP設定

    この図は、追加のLDAP設定の入力を示しています。

  9. 「LDAPログインのテスト」をクリックします。

    これにより、以前に入力したデータのほとんどが移入されます。

  10. 「Credentials for Test Login」で、テストするLDAPユーザー名とパスワードを入力します。

    図3-101 LDAP Test

    この図は、LDAP設定のテストを示しています。

  11. 「ログインのテスト」をクリックします。

    指定した詳細が適切で、OID (LDAP)が正しく構成されている場合は、次の「認証済」メッセージが表示されます。

    図3-102 LDAP Test

    この図は、LDAP設定のテストを示しています。

    ノート:

    認証が失敗した場合は、OIDクライアント・ホームからldapbindコマンドを使用してLDAP詳細を確認し、「変更の適用」をクリックして「認証スキームの作成」をクリックします。

    この時点では、次の画面が表示されます。

    図3-103 Authentication Scheme - アクティブ化

    この図は、認証スキームのアクティブ化が成功したことを示しています。

    最新のLDAPディレクトリ・スキームは「Current」と表示されます。

  12. ここで、ORACHKCMワークスペースのADMINとしてサインアウトします。

    図3-104 ワークスペースのサインアウト

    この図は、ワークスペースからのサインアウトを示しています。

  13. LDAPユーザーを使用して、Collection Managerアプリケーションに直接ログインします。

    例: orcladmin/********

    図3-105 Collection Managerへのログイン

    この図は、Collection Managerへのログインを示しています。

    ログインに成功すると、認証が行われ、Collection Managerアプリケーションが表示されます。

    図3-106 Collection Managerのログインに成功した場合

    この図は、Collection Managerのログインに成功したことを示しています。