9.3.1.43 tfactl unsetupload

tfactl unsetuploadコマンドを使用して、構成されたアップロード・パラメータの設定を解除します。

ノート:

tfactl unsetuploadコマンドは21.1で非推奨になりました。かわりにahfctl unsetuploadを使用することをお薦めします。

unsetuploadコマンドは、rootまたはroot以外のユーザーとして実行できます。

構文

tfactl unsetupload 
[-h][--help] 
[-all] 
[-name NAME] 
[-user USER]
[-password] 
[-server SERVER] 
[-url URL]
[-proxy PROXY]
[-noauth NOAUTH]
[-https_token HTTPS_TOKEN]
[-request REQUEST]
[-header HEADER] 
[-secure SECURE]
[-connectstring CONNECTSTRING]
[-uploadtable UPLOADTABLE]

パラメータ

表9-78 tfactl unsetuploadコマンドのパラメータ

パラメータ 説明

all

すべてのパラメータ。

name

構成の名前を指定します。たとえば、My Oracle Supportにアップロードする場合はmosconfig

user

エンドポイントへのアクセス権限を持つユーザーを指定します。たとえば、upload.user@example.com

password

ユーザーのパスワードを指定します。

server

ファイルをアップロードしたサーバーの名前を指定します。たとえば、bugsftp.example.com

url

HTTPSタイプの場合にファイルをアップロードしたターゲットURLを指定します。たとえば、https://samplehost.com

proxy

プロキシ・サーバーのURLを指定します。たとえば、www.example.com:80

noauth

trueおよびfalseを指定します。デフォルト値はfalseです。

noauthtrueに設定されている場合、HTTPSアップロードは認証をスキップします。

たとえば、ユーザー/パスワード認証が不要なPARの事前認証済URLにファイルをアップロードします。

request

リクエスト・タイプ(POSTなど)を指定します。

https_token

構成中に静的ヘッダー値を指定します。たとえば、HTTPSエンド・ポイントの構成中に認証トークンを設定します。

-https_token headersコマンド・オプションをtfactl uploadコマンドに渡すことで、アップロード時に動的ヘッダーを渡すこともできます。

たとえば: -H 'X-TFA-REQUESTID: 1'

header

executionIdahf.propertiesファイルに格納します。

たとえば、ヘッダーを設定するには: tfactl setupload -name a1 -type https -header X-TFA-HEADERS:executionId=aeldb1db01_2020.06.16_19.20.55.15336025

secure

trueまたはfalseを指定します。デフォルト値はtrueです。証明書のセキュアな値チェックを指定します。

securefalseに設定されている場合、uploadコマンドはセキュアでないアップロードを実行します。

connectstring

ファイルをアップロードしたデータベースにログインするためのデータベース接続文字列を指定します。

たとえば、(DESCRIPTION = (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = host)(PORT = 1521))(CONNECT_DATA =(SERVER = DEDICATED)(SERVICE_NAME = orcl)))。

uploadtable

ファイルをアップロードした表の名前をBLOB型として指定します。

たとえば、Oracle ORAchk収集をCollection Managerにアップロードする場合、RCA13_DOCSに設定されます。