5.2 カスタム・メタデータが含まれるコレクションの作成

PUT collection操作を使用して、カスタム・メタデータを含むドキュメント・コレクションを作成します。リクエスト・ボディにメタデータを指定します。

PUT collection操作のリクエスト・ボディは、SODAのコレクション指定です。これは、新しいコレクションのメタデータを指定するJSONデータです。ボディが空の場合、デフォルト・メタデータを使用してコレクションが作成されます。

すでに同じ名前のコレクションが存在する場合は、そのコレクションが開かれます。指定されたカスタム・メタデータが既存のコレクションのメタデータと一致しない場合、そのコレクションは開かれずにエラーが発生します。(一致するには、すべてのメタデータ・フィールドが同じ値を保持している必要があります)。

例5-2 カスタム・メタデータが含まれるコレクションの作成

この例では、ファイルmetadata.jsonにあるカスタム・メタデータを使用してコレクションを作成します。

curl -i -X PUT --data-binary @metadata.json -H "Content-Type: application/json" http://localhost:8080/ords/database-schema/soda/latest/MyCustomCollection

次に、ファイルmetadata.jsonのコンテンツの例を示します。キー列割当て方法がCLIENTに設定されている場合を除き、これはデフォルト・メタデータと同じです。(コレクションのデフォルト・メタデータは、Oracle Database Simple Oracle Document Access (SODA)の概要デフォルトのコレクション・メタデータに記載されています。)

{ "keyColumn" : { "name" :  "ID",
  "assignmentMethod" : "CLIENT" },
  "contentColumn" : { "name" : "JSON_DOCUMENT"},
  "versionColumn" : { "name" : "VERSION",
                      "method" : "UUID" },
  "lastModifiedColumn" : { "name" : "LAST_MODIFIED" },
  "creationTimeColumn" : { "name" : "CREATED_ON" } }

関連項目