標準インストール・トポロジのインストールと構成のロードマップ

このロードマップでは、標準Oracle Analytics Serverインストール・トポロジをインストールして構成するために必要なステップを示します。

表2-1では、標準インストール・トポロジをインストールするためのおおまかなステップを示します。

表2-1 標準インストールのロードマップ

タスク 説明 ドキュメント

システム環境の確認。

インストールを開始する前に、最小限のシステム要件およびネットワーク要件を満たしていることを確認します。

「システム環境の確認のロードマップ」を参照してください

インストールの前に必要な必須パッチの確認。

インストールするソフトウェア製品に必要な必須パッチの有無については、Oracle Fusion Middleware Infrastructureのリリース・ノートを確認してください。

『Oracle Fusion Middleware Infrastructureリリース・ノート』インストールと構成に関する項を参照してください。

適切なディストリビューションの入手

Oracle Analytics Serverは、既存のOracle Fusion Middleware Infrastructureのインストールを必要とします。また、Oracle Fusion Middleware Infrastructureと同じOracleホーム・ディレクトリにインストールする必要があります。したがって、fmw_12.2.1.4.0_infrastructure.jar、(Linux) oa_platform-6.4.0.0.0-linux64.jarおよび(WINDOWS) oa_platform-6.4.0.0.0-win64.jarのディストリビューションを入手する必要があります。

製品ディストリビューションの入手製品ディストリビューションについてを参照してください。

インストール・ディレクトリの決定。

インストーラが、必要なインストーラ・ディレクトリにアクセスまたは作成できることを確認します。また、最小限の要件を満たすシステムにディレクトリが存在することを確認します。

Oracle Fusion Middlewareの理解Oracle Fusion Middlewareの主要なディレクトリに関する項を参照してください。

前提条件となるソフトウェアをインストールします。

Oracle Fusion Middleware Infrastructureのインストールと構成Infrastructureソフトウェアのインストールを参照してください。

ソフトウェアをインストールします。

Oracle Universal Installerを実行してOracle Analytics Serverをインストールします。

ソフトウェアのインストールにより、使用しているシステムにソフトウェアが転送され、Oracleホーム・ディレクトリが作成されます。

「Oracle Analytics Serverソフトウェアのインストール」を参照してください。

Oracle Analytics Serverでの機械学習に必要なライブラリのインストール

このインストールは、Linuxオペレーティング・システムでのみ必要です。

Oracle Analytics ServerにはPythonが含まれています。すぐに使用できる機械学習アルゴリズムの実行には、Pythonを使用できます。

Oracle Analytics Serverでの機械学習に必要なライブラリのインストールを参照してください。

データベース・プロファイルの選択および必要なカスタム変数の確認。

データベースに必要なスキーマをインストールする前に、Oracle Analytics Serverのスキーマのために設定する必要のあるカスタム変数についての情報を確認します。

Oracle Fusion Middlewareのインストールのためのデータベース要件についてを参照してください。

スキーマを作成します。

リポジトリ作成ユーティリティを実行して、構成に必要なスキーマを作成します。

「データベース・スキーマの作成」を参照してください。

WebLogicドメインの作成

構成ウィザード/アシスタントを使用して、WebLogicドメインを作成して構成します。

Oracle Analytics Serverの標準的なトポロジを作成するには、「Configuration Assistantを使用したOracle Analytics Serverドメインの構成」を参照してください。

高可用性のためのドメインの管理と準備

ドメインを管理するための追加のツールおよびリソースを確認し、可用性が高くなるようにドメインを構成します。

「ドメイン構成後の次のステップ」を参照