Essbaseデータ・ソースへの接続

Essbase接続を作成、編集および削除し、接続を使用してEssbaseキューブからデータ・セットを作成できます。

Oracle Essbaseへの接続の作成

Oracle Essbase 11gへの接続を作成し、その接続を使用してソース・データにアクセスできます。

  1. 「ホーム」ページで、「作成」をクリックしてから「接続」をクリックします。
  2. 「Oracle Essbase」をクリックします。
  3. 接続の詳細を入力します。
  4. 「DSN」(データ・ソース名)に、データ・ソースのエージェントURLを入力します。

    Oracle Essbase 11gデータベースに接続する場合は、Oracle Essbaseが実行されているホスト名とエージェントのポート番号を入力します。次の書式を使用します: hostname:port

    たとえば: essbase.example.com:1423

    デフォルト・ポートは1423です。

    Essbase管理者は、エージェント・ポート1423および30000~34000の範囲内のサーバー・ポートを開いて、接続を許可する必要があります。

  5. 「ユーザー名」および「パスワード」で、Essbaseデータ・ソースへのアクセス権があるユーザー資格証明を入力します。
  6. 「認証」で、接続を認証する方法を指定します:
    • 常にこれらの資格証明を使用 - Oracle Analyticsでは、接続に指定したログイン名とパスワードが常に使用されます。ユーザーはログインを求められません。
    • ユーザーは自分の資格証明の入力が必要 - Oracle Analyticsでは、データ・ソースに対する自分のユーザー名とパスワードを入力するようユーザーに求めます。ユーザーは、権限およびロールが割り当てられているデータにのみアクセスできます。
    • (Oracle Analyticsでこのデータベース・タイプに対して偽装がサポートされている場合に表示)アクティブなユーザーの資格証明を使用 - Oracle Analyticsでは、ユーザーは、データにアクセスするためにサインインするよう求められません。Oracle Analyticsへのサインインに使用したものと同じ資格証明が、このデータ・ソースへのアクセスにも使用されます。
  7. 詳細を保存します。
    これで、接続からデータセットを作成できるようになりました。

Essbase接続からのデータセットの作成

Essbase接続を使用してデータセットを作成できます。

ノート:

Essbase接続は、複数の表を含むデータセットを作成したり、データセットに複数の表を含める場合には使用できません。
データセットを作成する前に、必要なデータ・ソース接続が存在していることを確認します。使用可能な接続の表示を参照してください。
  1. ホーム・ページで、「作成」「データセット」の順にクリックします。
  2. 「データセットの作成」ダイアログで、Essbase接続を選択します。
  3. 変換エディタの「データセットの追加」ステップで、データセットで使用するEssbaseキューブをダブルクリックします。
  4. オプション: 「別名」値を選択します。

    デフォルト以外の別名値を選択した場合、選択した別名表の値が、このEssbaseデータセットを使用するビジュアライゼーションに表示されます。

  5. 「追加」をクリックしてデータセットを保存し、変換エディタに移動してデータセットのデータを変換およびエンリッチします。