4.10.1.1 コレクション

コレクションを作成するには、.create()関数をコールします。たとえば、VertexProperty<Integer>は次のように作成されます。

VertexProperty<Integer> distance = VertexProperty.create();

特定の頂点vでプロパティの値を取得するには:

distance.get(v);

同様に、特定の頂点vのプロパティを値eに設定するには、次のようにします。

distance.set(v, e);

コレクションのプロパティを作成することもできます。

VertexProperty<VertexSequence> path = VertexProperty.create();

ただし、PGXアルゴリズムの割当ては常に(参照ではなく)で行われます。これを明示的にするには、コレクションの割当て時に.clone()をコールする必要があります

VertexSequence sequence = path.get(v).clone();

値で渡される値のもう1つの結果として、Javaメソッド.equals()ではなく、==演算子を使用して等価性をチェックできるようになりました。次に例を示します。

PgxVertex v1 = G.getRandomVertex();
PgxVertex v2 = G.getRandomVertex();
System.out.println(v1 == v2);