5 ドライバ更新ディスクを使用したインストール
インストール時にDUDを使用するには、DUDイメージの格納先に応じて次のいずれかの方法を選択します。
-
DUDイメージが接続可能メディア(USB)にある
-
標準のOracle Linuxインストール・メディアからシステムをブートします。
-
システムのブート中の、インストーラが起動される前に、DUDイメージを含むメディアを接続します。
たとえば、システムでGRUBブート・プロンプトが表示されたときに、メディアを接続します。
インストーラでDUDが認識され、それが使用されます。また、インストールするドライバの選択を求めるプロンプトが表示される場合もあります。
ノート:
インストーラで使用されるカーネルに、USB 3.0のサポートが含まれていない場合があります。USBメディアでDUDを使用する場合は、USBメディアをシステムに接続するときにUSB 2.0互換ポートを使用していることを確認してください。
-
-
DUDイメージがネットワーク上にある
-
システムのブート中に、ブート・オプションの編集を可能にするキーを押します。
BIOSベースのシステムでは、[Tab]を押します。UEFIベースのシステムでは、[
E
]を押します。 -
ブート・オプションに次の行を追加します。
inst.dd=network-location
ネットワーク上の場所としては、
http://www.example.com/dd.iso
などのURL、またはNFS共有ディレクトリのフルパスを指定できます。
-
KickstartインストールでDUDを使用する場合は、Kickstartファイル内でDUDの場所を指定します。追加する特定のエントリは、DUDイメージの場所によって異なります。
-
DUDイメージが接続済ブロック・デバイスにある場合:
driverdisk /dev/sdb1
-
DUDイメージがネットワーク上の場所にある場合:
driverdisk --source=network-location
ネットワーク上の場所としては、
http://www.example.com/dd.iso
などのURL、またはNFS共有ディレクトリのフルパスを指定できます。