6 OVAL定義を使用した脆弱性の監査
OVAL定義ファイルを使用して、システムの既知の脆弱性や構成の問題を監査できます。 OVAL監査スキャンを実行すると、システムに適切なセキュリティ・パッチが適用されているかどうかを確認できます。
SCAPデータ・ストリーム・ファイルに含まれるOVAL定義エントリは、リモートOVAL定義(https://linux.oracle.com/securityでOracleによって提供されるものなど)を自動的にダウンロードして適用できます。
切断された環境で作業している場合は、OVAL定義ファイルを手動でダウンロードして、環境内のシステムで使用できるようにします。 --local-filesオプションを使用して、これらのローカル定義ファイルを使用してスキャンを実行できます。
OVALファイルのダウンロード
ULNのすべての更新情報のOVAL定義が提供されます。 これらの定義を使用して、すべての適用可能な更新情報がOracle Linuxシステムにインストールされていることを確認します。
OVALファイルの情報の表示
oscap infoコマンドを使用して、OVALファイルに関する情報を表示できます。
コマンド構文は次のとおりです。
oscap info path/OVAL file
たとえば:
oscap info com.oracle.elsa-2024.xml
出力には、OVALバージョンと、ファイルが生成およびインポートされた日時が表示されます。
Document type: OVAL Definitions
OVAL version: 5.11
Generated: date and time
Imported: date and time
OVALファイルの検証
oscap validateコマンドを使用して、スキーマに対してOVALファイルを検証できます。
oscap validateを使用して終了コードを確認し、そのスキーマに対してOVALファイルを検証します。 これにより、ファイルが正しくフォーマットされていることが確認されます。
たとえば、com.oracle.elsa-2024.xml OVALファイルを検証するには、次のコマンドを実行します。
oscap oval validate com.oracle.elsa-2024.xml \
&& echo "ok" || echo "exit code = $? not ok"
ok
