ストレージ・プールの作成

Webコンソールの「仮想マシン」ページを使用して、Cockpit管理者は、管理対象ホスト・システムでストレージ・プールを必要に応じて作成できます。デフォルトでは、ストレージ・プールは/var/lib/libvirt/imagesディレクトリにあります。

ノート:

virshコマンドを使用したストレージ・プールの作成方法の詳細は、「KVMゲスト用ストレージの使用」を参照してください。

前提条件

ステップ

Cockpit Webコンソールを使用して、次のステップに従って管理対象ホスト・システムにストレージ・プールを作成します。

  1. ナビゲーション・ペインで、「仮想マシン」をクリックして、「仮想マシン」ページでストレージ・プールをクリックします。

    ストレージ・プール・ページが表示されます。

  2. ストレージ・プール・ページで、ストレージ・プールの作成をクリックします

    ストレージ・プール・ダイアログが表示されます。

  3. ストレージ・プール・ダイアログで、次のプロパティを指定して、「作成」をクリックします。
    接続 「システム」または「ユーザー・セッション」のストレージ・プール接続を選択します。
    名前 「名前」テキスト・ボックスに、ストレージ・プールの一意名を入力します。
    タイプ 「タイプ」ドロップダウン・リスト・ボックスで、次のいずれかのストレージ・プール・タイプを選択します。
    • ファイル・システムのディレクトリ

      ホストのファイル・システムのパスが必要です。

    • ネットワーク・ファイル・システム

      ホストのファイル・システムのパス、ホスト名、およびエクスポートされるサーバーのディレクトリが必要です。

    • ISCSIターゲット

      ホストのファイル・システムのパス、ホスト名およびiSCSIターゲットIQNが必要です。

    • 物理ディスク・デバイス

      ホストのファイル・システムのパス、ホスト上の物理デバイス・ディスク、および形式が必要です。

    • LVMボリューム・グループ

      ホスト名、iSCSIターゲットIQNおよびiSCSIイニシエータIQNが必要です。

    ストレージ・プールの各タイプの詳細は、https://libvirt.org/storage.htmlを参照してください。

    ターゲット・パス

    ノート:

    「ターゲット・パス」プロパティは、LVMボリューム・グループのストレージ・プール・タイプには必要ありません。

    「ターゲット・パス」テキスト・ボックスで、ホスト・システムのストレージ・プールのファイル・パスを指定します。

    ホストのブート時にプールを起動 次の内の1つを実行します。
    • (デフォルト)このチェック・ボックスは、ホストの電源投入時にストレージ・プールを自動的に起動する場合に選択します。
    • ホストの電源投入時にストレージ・プールを自動的に起動しないようにするには、このチェック・ボックスをクリアします。

    新しく追加されたストレージ・プール・インスタンスは、ストレージ・プール・ページに非アクティブ化状態で表示されます。

  4. ストレージ・プール・ページで、新しく追加したストレージ・プールに移動して、次のいずれかを実行します:

    • [>]アイコンをクリックして、追加した新しいストレージ・プールのプロパティを表示します。
    • 「アクティブ化」をクリックして、新しく追加したストレージ・プールをアクティブ化します。