VMインスタンスのスナップショットの作成、削除または回復

VM [名前]ページを使用すると、Cockpit管理者はVMインスタンスのスナップショットを作成、削除または回復できます。

スナップショットとは、特定の時点における仮想マシンのOSとアプリケーションのコピーです。

前提条件

  • Cockpit Webコンソールがインストールされていて、アクセスできる必要があります。

    詳細は、トピック「Cockpitのインストールおよび有効化」と「Cockpit Webコンソールへのログイン」を参照してください。

  • Cockpit-machinesアドオン・アプリケーションがWebコンソールにインストールされていることと、Oracle Linux仮想化パッケージがホスト・システムにインストールされていて有効化されていることが必要です。

    詳細は、「Cockpit-Machinesのインストールと仮想化の有効化」を参照してください。

  • 1つ以上の仮想マシン・インスタンスが、管理対象ホスト・システムに存在していて、「仮想マシン」ページに表示される必要があります。

ステップ

Cockpit Webコンソールを使用して、次のステップに従ってVMインスタンスに関連付けられたスナップショットを管理します。

  1. Cockpitのナビゲーション・ペインで、「仮想マシン」をクリックします。

    「仮想マシン」ページが表示されます。

  2. 「仮想マシン」ページで、目的の仮想マシンの名前をクリックします。

    仮想マシン[VM名]ページが表示されます。

  3. 仮想マシン[VM名]ページで、「スナップショット」・セクションに移動して、次のいずれかのアクションを実行します:

    作成 次のステップを実行します:
    1. 「作成」をクリックして、VMインスタンスの現在の状態のスナップショットを取得します。
    2. ダイアログで次を指定します:
      • 名前。オプションで、指定された名前を受け入れるか、名前を変更します。
      • 説明。オプションで、スナップショットに関するテキストを指定します。
    3. 「作成」をクリックします。

      新しく作成されたスナップショットの名前が、「VMインスタンス」ページの「スナップショット」セクションに表示されます。

    回復

    注意:

    スナップショットのリストアはVMインスタンスに接続されている仮想ハード・ドライブに影響します。つまり、スナップショットの作成後に発生したすべてのファイルの変更は、リストア・プロセス中に失われます。ファイルやその他の変更が失われないようにするには、VMを以前の状態にリストアする前に、変更されたVMインスタンスのスナップショットを作成します。

    次のステップを実行します:

    1. 「回復」をクリックします。
    2. ダイアログで、「回復」をクリックしてリストア操作を確認します。
    削除 要件: スナップショットを削除するには、VMインスタンスが実行されている必要があります。

    次のステップを実行します:

    • 「削除」をクリックします。
    • 確認ダイアログで「削除」をクリックして、選択したスナップショットを削除します。