Cockpit-Podmanのインストールおよび構成

Cockpit管理者がWebコンソールでPodman機能にアクセスして使用できるようにするには、次のタスクを完了する必要があります:
  • WebコンソールにCockpit- Podmanアドオン・アプリケーションをインストールします。
  • Podman APIソケット・サービスが有効になっていることを確認します。このサービスが無効になっている場合は、Podman APIソケット・サービスを起動します。
  • ホスト・システムのPodmanプロキシ・サーバー設定が、Cockpit Webコンソール・サービスで使用するために構成されていることを確認します。

前提条件

ステップ

次のステップを実行して、Cockpit-Podmanアドオン・アプリケーションをインストールし、まだ起動していない場合はPodman APIサービスを起動し、ホストのPodmanプロキシ・サーバー設定がCockpitで使用するために構成されていることを確認します。

  1. Cockpit Webコンソールで、「端末」をクリックします。端末シェル・ページが表示されます。
  2. 次のように入力して、WebコンソールにCockpit-Podmanアドオン・アプリケーションをインストールします。
    sudo dnf install -y cockpit-podman

    Cockpit Webコンソールへのアプリケーションの追加の詳細は、「アドオン・アプリケーションのインストールと管理」を参照してください

  3. Cockpit Webコンソールで、「Podman」をクリックして、Podman APIサービスが実行されていることを確認します。たとえば、次の状態があります:
    • Podman APIサービスが有効化されていて実行中 - 「Podman」ページに、ローカル・システムで使用可能なコンテナ、ポッドおよびイメージが表示されます。
    • Podman APIサービスが無効になっている - 「Podman」ページには、Podmanサービスが無効になっていることを示す警告が表示されます。

      警告ダイアログで、次のステップを実行してPodman APIサービスを起動します。

      1. 自動的に起動を選択します。

        このオプションを選択すると、システムの電源が投入されるたびにPodman APIサービスが自動的に起動されます。

      2. Podmanの起動をクリックします。
  4. 次のドキュメントを参照して、ホストのPodmanプロキシ・サーバー設定がCockpit Webコンソール・サービスで使用するために構成されていることを確認します。

    『Oracle Linux Podmanユーザー・ガイド』プロキシ・サーバー設定の構成