用語と概念
イメージ・ビルダーでは、次の用語と概念が使用されています:
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ブループリント
Cockpitで提供されるブループリント機能では、すぐに使用できるイメージを構築するための一連の仕様を定義できます。これらの仕様により、オプションで、1)イメージに追加するパッケージを選択することや、2)ユーザー、グループ、ファイアウォール・ポート、サービス、ファイル・システム、SSHキーなどのイメージプロパティについて、必要に応じて、カスタム設定を定義することができます。
ブループリント仕様の定義は、イメージ作成のプロセスでの最初の手順です。オプション「ブループリントの作成」または「ブループリントの編集」を使用することで、Cockpitでブループリントを定義できます。オプション「ブループリントのインポート」を使用することで、Cockpitホストにブループリントを追加できます。さらに、オプション「ブループリントの削除」を使用することで、ブループリントを削除できます。ブループリントの作成と管理の詳細は、「ブループリントの作成と管理」を参照してください。
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すぐに使用できるイメージ
すぐに使用できるイメージとは、cockpit-composerアプリケーション・プラグインによって生成されるイメージです。それらは、イメージ構築における最終生成物です。生成されたすべてのイメージは、通常は、デフォルトのソース・イメージ・ビルダー・リポジトリとブループリントを使用して作成されています。
ノート:
生成されたすべてのブループリント・イメージは、ブループリントとソース・イメージ・ビルダー・リポジトリにおいて定義されている仕様から作成されています。 -
カスタマイズ
カスタマイズとは、イメージの内容を決めることができる、オプションの設定です。すべてのカスタマイズ設定が、「ブループリントの作成」ダイアログ内と「ブループリントの編集」ダイアログ内の「カスタマイズ」セクションの下に表示されます。カスタマイズ・ブループリント・プロパティの定義の詳細は、このトピックを参照してください
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イメージ・ビルダーのソース・リポジトリ
ソース・リポジトリとは、イメージ・ビルダーでイメージの作成に使用されるデフォルト・リポジトリです。「ブループリント」ページの「ソース」セクションに移動することで、イメージの作成に使用されるソース・リポジトリを表示できます。オプションで、他のソース・リポジトリを定義することでデフォルト・ソースをオーバーライドできます。ソース・リポジトリの表示または追加の詳細は、「イメージ・ビルダーのリポジトリの表示と管理」を参照してください。
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イメージ・ログ・ファイル
Cockpitで作成されたイメージごとに、1つのログ・ファイルが生成され、「ブループリント」ページの「イメージ」セクションでそれをダウンロードできます。このログ・ファイルでは、イメージ・ビルダーのコンポーザ・サービスに関連付けられているイベントが捕捉されます。ログ・ファイルのダウンロードの詳細は、「イメージ・ログ・ファイルのダウンロード」を参照してください。