1. Cockpit Webコンソールの使用
  2. Podmanの管理タスク
  3. Podmanイメージの管理
  4. 新規イメージの検索とダウンロード

新規イメージの検索とダウンロード

「Podman」ページを使用すると、Cockpit管理者はホスト・システムの構成済Podmanレジストリからイメージを検索してダウンロードできます。

前提条件

ステップ

Cockpit Webコンソールを使用して、ホスト・システムのPodman構成済レジストリからイメージのコピーを検索してダウンロードするには、次のステップを実行します。

  1. Cockpitのナビゲーション・ペインで、「Podman」をクリックします。

    「Podman」ページが表示されます。

  2. 「Podman」ページで、「イメージ」セクションの右上隅に移動し、アクション・メニュー[⋮]をクリックして、新規イメージのダウンロードを選択します。

    イメージの検索ダイアログが表示されます。

  3. イメージの検索ダイアログで、次のプロパティを指定し、「ダウンロード」をクリックしてイメージのコピーをローカル・コンテナ・イメージ・ストアにダウンロードします。
    所有者 次のいずれか1つを選択します:
    • システム: システムのrootユーザーとしてイメージをダウンロードします。デフォルトで、イメージは/var/lib/containersディレクトリに格納されます。
    • ユーザー名(ログインしているユーザー): 標準ユーザーとしてイメージをダウンロードします。通常、イメージは$HOME/. local/share/containers/storage/ディレクトリに格納されます。
    検索対象 「検索対象」セクションで、次の操作を実行します:
    1. 最初のフィールドにイメージの名前を入力して、検索を実行するターゲット・レジストリの名前を選択します。検索フィールドの下にイメージのリストが表示されます。

      例: 最初のフィールドに「Oracle Linux」と入力して、2番目のフィールドで「すべて」のレジストリを選択します。構成済のすべてのレジストリにあるすべてのOracle Linuxイメージのリストが表示されます。

    2. イメージのリストで、ダウンロードするイメージを選択します。
    タグ 「タグ」では、イメージのバージョンを識別します。タグ名が指定されていない場合は、デフォルトのタグlatestがイメージ・ファイル名(image:tag)に追加されます。

    警告:

    多くのツールは、タグが指定されていない場合にデフォルトでlatestタグを使用しますが、これはエラーにつながることがあり、現在は不適切な方法とみなされています。
    推奨アクション:
    • 「タグ」フィールドに、イメージのバージョンを表す一意名を入力します。

      例: イメージ名がOracle Linuxで、ソフトウェア・バージョンが8だとわかっている場合は、タグ・フィールドに8と入力します(OracleLinix:8)。

    イメージのタグ付けの詳細は、『Oracle Linux: Podmanユーザー・ガイド』の「Oracle Linuxコンテナ・イメージのタグ付け規則」を参照してください。

    イメージの検索ダイアログが閉じられて、ダウンロードしたイメージの名前が「Podman」ページの「イメージ」表に表示されます。