2.0.0-1.8 (2021年10月15日)

スタンドアロンのユーザー・スペース実装の8番目のエラータ。

これは、機能が制限されたプレリリースです。

新機能:

  • htonl()、htonll()、htons()、ntohl()、ntohll()およびntohs()サブルーチンが実装されました。

  • 文字列比較が実装されました。

  • strchr()、strrchr()、index()、rindex()、strstr()およびlltostr()サブルーチンが実装されました。

  • 圧縮カーネル・モジュールのシンボルを解決できるように、サポートが追加されました。

  • 投機トレースが実装されました。speculaton()サブルーチンのサポートと同様に、speculate()、commit()およびdiscard()アクションが完全にサポートされます。

  • valgrindでdtraceを実行できるようになりました。

バグ修正:

  • ロード可能モジュールのシンボル解決が破損しました。このドキュメントは修正されました。

内部変更:

  • エンディアン変換BPF命令のサポートが追加されました。

  • perf_event_open()のすべての使用でPERF_FLAG_FD_CLOEXECフラグを指定するようになりました。

既知の問題点:

  • 文字列サイズが128文字を超えると、BPF検証機能の制限により一部の文字列操作で問題が発生する可能性があります。