Ksplice拡張クライアントでの既知の脆弱性検出機能の使用方法
ノート:
既知の脆弱性の検出のサポートは、Ksplice拡張クライアントでのみ使用できます。64ビットARM (aarch64)プラットフォームでは、既知の脆弱性の検出には、UEK7 (5.15.0)以降のカーネルを使用するOracle Linux 8以上が必要です。
Ksplice拡張クライアントがインストールされているサポート対象のシステムで既知の脆弱性を検出する機能が用意されています。この機能は、既知の攻撃ベクトルによって試みられた脆弱性をレポートします。Kspliceで新しい共通脆弱性(CVE)が検出され、パッチが適用されると、異常な状態がトリガーされたときに起動するコードにトリップワイヤが追加されるため、疑わしいアクティビティがないかシステムをモニターできます。
ノート:
すべてのセキュリティ問題にトリップワイヤが追加されているわけではなく、通常の操作でトリップワイヤがトリガーされることもあるため、異常な状態をさらに分析することが必要になる場合があります。
Ksplice拡張クライアントでの既知の脆弱性検出の実行
Ksplice拡張クライアントがインストールされているサポート対象のOracle Linuxシステムで、Kspliceの既知の脆弱性検出を実行できます。この機能は、オンラインとオフラインの両方のKsplice拡張クライアントに対して機能します。
ノート:
この手順では、dnf
コマンドを使用して、多くのパッケージ管理アクションを記述します。Oracle Linux 8より前のリリースでは、コマンドを適切なyum
コマンドに置き換えてください。
デフォルト構成で既知の脆弱性検出を実行するには:
ヘルパー・ファイル/usr/sbin/log-known-exploit
は、カーネルによって直接起動されます。ヘルプを手動で起動して構成を確認したり、ドライ・ラン・テストを実行するには、次のコマンドを使用します:
/usr/sbin/log-known-exploit --help
このコマンドには追加で次のオプションおよび引数を指定できます:
- -h、--help
-
ヘルプ・メッセージを表示して終了します。
- -c、--config /etc/example.conf
-
互換性のある構成ファイルを指定します。デフォルトは
/etc/log-known-exploit.conf
です。 - -f、--force
-
root権限を確認することなくコマンドを実行します。
- -n、--dry-run
-
ヘルパー・ファイルによって実行されると想定される出力およびアクションをシミュレートします。
- -d、--dummy
-
サンプル・データを使用して、レポート・ロギングが正しく構成されていることを確認します。