5 Oracle VirtIO Drivers for Microsoft Windowsのサイレント・インストールまたはアップグレード

グラフィカル・インストール・プログラムで作成したレスポンス・ファイルを使用すると、Oracle VirtIO Drivers for Microsoft Windowsのインストールまたはアップグレードをサイレントに実行できます。このレスポンス・ファイルには、Oracle VirtIO Drivers for Microsoft Windowsのインストールまたはアップグレードを正常に完了するために必要なプロンプトが示されています。

重要:

  • サイレント・インストールまたはアップグレードを実行する場合、Oracle VirtIO Drivers for Microsoft WindowsにはMicrosoft社による署名が必要になります。Microsoft Windows互換性署名を参照してください。

  • サイレント・インストールまたはアップグレードは、Windows Vistaよりも新しい64ビット・バージョンのMicrosoft Windowsでのみ実行できます。32ビット・バージョンのMicrosoft Windowsでは、サイレント・インストールまたはアップグレードを実行できません。

Oracle VirtIO Drivers for Microsoft Windowsをサイレントにインストールまたはアップグレードするには:

  1. レスポンス・ファイルを作成するために、GUIのインストール・プログラムを使用して少なくとも1つのOracle VirtIO Drivers for Microsoft Windowsのインストールまたはアップグレードを完了します。Oracle VirtIO Drivers for Microsoft WindowsのインストールまたはOracle VirtIO Drivers for Microsoft Windowsのアップグレードを参照してください。

  2. グラフィカル・インストール・プログラムを実行したコンピュータのファイル・システムにあるC:\Windowsディレクトリで、レスポンス・ファイルsetup.issを見つけます。

  3. Oracle VirtIO Drivers for Microsoft Windowsインストール・プログラムと同じディレクトリにsetup.issをコピーします。また、コマンドラインでレスポンス・ファイルの場所を指定することもできます。

  4. コマンドライン・ウィンドウを開きます。

  5. Setup.exe -sコマンドを実行して、Oracle VirtIO Drivers for Microsoft Windowsをレスポンス・ファイルによってサイレントにインストールまたはアップグレードします。

    コマンドラインには、次のオプションを含めることができます。

    • -f1c:path\to\setup.issでは、setup.issの場所を指定します。

      例: Setup.exe -s -f1c:\Users\Username\setup.iss

    • -f2c:path\to\setup.logでは、setup.logの場所を指定します。デフォルトでは、ログ・ファイルがC:\Windowsディレクトリに書き込まれます(例: Setup.exe -s -f2c:\Users\Username\setup.log)。