(オプション)指定されたポートで実行するようにTangサーバーを構成

デフォルトでは、TangはTCPポート80で実行されます。この設定をオーバーライドしてTangサーバーを別のポートで実行する場合は、Tangが必要なTCPポートで動作できるようにSELinuxを構成する必要があります。

  1. 選択したTCPポートでリスニングするようにTangを構成します。

    たとえば、TCPポート7500でリスニングするようにTangを構成するには、次のコマンドを実行します。

    sudo semanage port -a -t tangd_port_t -p tcp 7500       
  2. 選択したポートでTangがリスニングするようにSystemdオーバーライドを構成します。

    別のポートでTangを実行することを選択した場合は、ソケット・エントリを構成してSystemdオーバーライドを構成する必要があります:

    sudo mkdir -p /etc/systemd/system/tangd.socket.d/
    sudo cat <<EOF > /etc/systemd/system/tangd.socket.d/port.conf
    [Socket]
    ListenStream=
    ListenStream=7500
    EOF
  3. Systemdデーモン構成をリロードします。

    Systemd構成を編集する場合、変更を有効にするにはSystemdデーモン構成を再ロードする必要があります。

    sudo systemctl daemon-reload

トラフィックが構成済のTCPポートに到達できるようにファイアウォールを構成する必要があります。ファイアウォールを構成するには、「ファイアウォール・ポリシーの更新」を参照してください。