19.2 プラグインの実装
プラグインを作成して、APEXで使用可能な組込みタイプを宣言的に拡張、共有および再利用します。
- プラグインについて
プラグインは、APEXで使用可能な組込みタイプの拡張機能です。アプリケーションで新しいアイテム、リージョン、プロセスおよび動的アクション・タイプを宣言的に使用するためのプラグインを作成します。 - プラグインの例
プラグインの例は、apex.worldおよびOracle APEX GitHubリポジトリで確認します。 - プラグインの作成
「共有コンポーネント」にナビゲートし、プラグインの作成ウィザードを実行してプラグインを作成します。 - プラグインの編集
「共有コンポーネント」に移動してプラグイン・ページでプラグインを選択して、プラグインを編集します。 - プラグインへのカスタム属性の追加
プラグインを編集して、カスタム属性を追加します。 - プラグインに関連付けるファイルの作成
プラグインに関連付けるファイルを作成します。 - CSSおよびJavaScriptファイルの自動ロード
プラグインがページで使用されている場合、CSSおよびJavaScriptファイルを自動的にロードします。 - プラグインへのイベントの追加
イベントをアイテム、リージョンまたは動的アクション・タイプのプラグインに追加して、動的アクションに公開できるようにします。 - プラグインの削除
編集ページでプラグインを削除します。 - プラグイン・リポジトリの表示
プラグイン・リポジトリによって、開発者がプラグインを共有およびダウンロードできる一元的な場所が提供されます。 - プラグイン・ページからのプラグインのエクスポート
プラグイン定義をファイルにエクスポートします。 - プラグイン・ページからのプラグインのインポート
プラグイン定義をファイルにインポートします。 - プラグイン対話モード・レポートのリセット
プラグインの対話モード・レポートをリセットして、現在レポートに適用されているすべてのフィルタをクリアします。 - プラグインの使用状況ページの表示
プラグインの使用状況ページには、各プラグインを使用するページ、コンポーネントおよびリージョンが表示されます。 - プラグイン履歴の表示
プラグイン履歴ページには、各プラグインで実行されたアクション、アクションを実行した開発者および各アクションの日付が表示されます。
親トピック: アプリケーション機能の拡張
19.2.1 プラグインについて
プラグインは、APEXで使用可能な組込みタイプの拡張機能です。アプリケーションで新しいアイテム、リージョン、プロセスおよび動的アクション・タイプを宣言的に使用するためのプラグインを作成します。
APEXでは、認証スキーム、認可スキーム、アイテム、リージョン、動的アクションおよびプロセス・タイプのグループ・セットがサポートされます。プラグインによってアプリケーション内で新しいタイプを宣言的に作成および使用することによって、これらの組込みタイプを拡張する手段が提供されます。プラグインは再利用を目的として設計されているため、開発者はプラグインを別のワークスペースにエクスポートおよびインポートしたり、プラグイン・リポジトリを使用してプラグインをOracle APEXプラグイン・コミュニティと共有できます。
プラグインを実装するプロセスには、次のステップがあります。
- アプリケーション・ワークスペースでプラグインを作成するか、またはインポートします。
- プラグインを使用するための認可スキーム、アイテム、リージョン、プロセスまたは動的アクション・タイプを編集または作成します。
- プラグインをテストするためにアプリケーションを実行します。
親トピック: プラグインの実装
19.2.2 プラグインの例
プラグインの例は、apex.worldおよびOracle APEX GitHubリポジトリで確認します。
次の場所で、プラグインの実装例を表示できます。
-
APEX WorldのPlug-insを見て回ります。
-
サンプル・プラグインは、Oracle APEX GitHubリポジトリで確認します。
-
https://github.com/oracle/apexにアクセスします。
-
「ブランチ」で、リリースを選択し、「プラグイン」を選択します。
-
親トピック: プラグインの実装
19.2.3 プラグインの作成
「共有コンポーネント」にナビゲートし、プラグインの作成ウィザードを実行してプラグインを作成します。
プラグインを作成するには、次のようにします。
ヒント:
この項で説明する属性についてさらに学習するには、フィールドレベル・ヘルプを参照してください。
親トピック: プラグインの実装
19.2.4 プラグインの編集
「共有コンポーネント」に移動してプラグイン・ページでプラグインを選択して、プラグインを編集します。
プラグインを編集するには、次のようにします。
親トピック: プラグインの実装
19.2.5 プラグインへのカスタム属性の追加
プラグインを編集して、カスタム属性を追加します。
プラグインにカスタム属性を追加するには:
ノート:
「作成」または「作成後、さらに作成」をクリックするとき、右側のパネルの「プラグイン」の下の「ページに戻る」チェック・ボックスが選択されていると、同じ属性の編集ページが表示されます。
親トピック: プラグインの実装
19.2.7 CSSおよびJavaScriptファイルの自動ロード
プラグインがページで使用されている場合、CSSおよびJavaScriptファイルを自動的にロードします。
「ロードするファイルURL」の属性を構成すると、ページでプラグインが使用されるときに、CSSおよびJavaScriptファイルをAPEXで自動的にロードできます。どのアップロード済ファイルをどの順序でロードする必要があるかを指定するには、次のステップを実行します。
CSSまたはJavaScriptファイルを自動ロードするには:
親トピック: プラグインの実装
19.2.8 プラグインへのイベントの追加
イベントをアイテム、リージョンまたは動的アクション・タイプのプラグインに追加して、動的アクションに公開できるようにします。
たとえば、Start Slide、Sliding、Stop Slideなどのイベントを公開し、これらのイベントが発生したときに応答できる動的アクションの作成が可能なSliderプラグインがあるとします。
プラグインにイベントを追加するには:
親トピック: プラグインの実装
19.2.9 プラグインの削除
編集ページでプラグインを削除します。
プラグインは使用中でなければ削除できます。プラグインを使用中の場合、「削除」ボタンは表示されません。
プラグインを削除するには、次のようにします。
親トピック: プラグインの実装
19.2.10 プラグイン・リポジトリの表示
プラグイン・リポジトリによって、開発者がプラグインを共有およびダウンロードできる一元的な場所が提供されます。
プラグイン・リポジトリはOracle Technology Networkにあります。
プラグイン・リポジトリを表示するには:
親トピック: プラグインの実装
19.2.11 プラグイン・ページからのプラグインのエクスポート
プラグイン定義をファイルにエクスポートします。
プラグイン・ページからプラグインをエクスポートするには:
親トピック: プラグインの実装
19.2.12 プラグイン・ページからのプラグインのインポート
プラグイン定義をファイルにインポートします。
プラグイン・ページからプラグインをインポートするには、次のステップを実行します。
関連項目:
親トピック: プラグインの実装
19.2.13 プラグイン対話モード・レポートのリセット
プラグインの対話モード・レポートをリセットして、現在レポートに適用されているすべてのフィルタをクリアします。
対話モード・レポートをリセットするには:
- 共有コンポーネント・ページにナビゲートします。
- 「他のコンポーネント」で、「プラグイン」をクリックします。
- プラグイン・ページで、「リセット」をクリックします。
親トピック: プラグインの実装
19.2.14 プラグインの使用状況ページの表示
プラグインの使用状況ページには、各プラグインを使用するページ、コンポーネントおよびリージョンが表示されます。
プラグインの使用状況ページを表示するには:
親トピック: プラグインの実装
19.2.15 プラグイン履歴の表示
プラグイン履歴ページには、各プラグインで実行されたアクション、アクションを実行した開発者および各アクションの日付が表示されます。
プラグイン履歴ページを表示するには:
親トピック: プラグインの実装