5 Oracle Exadata Rack X8Mのマルチラック配線表

この項では、RoCEネットワーク・ファブリックを使用するOracle Exadata Rack X8Mのマルチラック配線表について説明します。

5.1 X8Mラックのマルチラック配線の理解

外部のRDMAネットワーク・ファブリック・スイッチを使用しないで最大8つのラックを配線できます。

複数のラックをケーブルでつなげる場合、各ラックには3つのRDMAネットワーク・ファブリック・スイッチが含まれている必要があります。

それらのスイッチのうち2つ(リーフ・スイッチと呼ばれる)が、ラック内のすべてのデータベース・サーバーおよびストレージ・サーバーに接続されます。リーフ・スイッチは次の場所にあります。

  • Exadata Database Machine X8M-2のラック・ユニット20 (U20)および22 (U22)。

  • Exadata Database Machine X8M-8のラック・ユニット21 (U21)および23 (U23)。

3つ目のスイッチ(スパイン・スイッチと呼ばれる)は、マルチラック構成でそれらのリーフ・スイッチを相互接続します。スパイン・スイッチは、ラック・ユニット1 (U1)にあります。ラックにスパイン・スイッチがない場合は、拡張スイッチ・キットを注文してください。

この項の手順は、ラックが相互に隣接していて、上げ床で標準の配線が使用され、上げ床に障害物がないことを前提としています。使用している環境がこれらの想定と異なる場合は、より長いケーブルが接続に必要となることがあります。

ノート:

デフォルトでは、Oracle Exadata Database Machine X8Mラックには、スペア・ケーブルまたは3番目のRoCEネットワーク・ファブリック・スイッチは付属していません。これらのラックを拡張するには、必要なケーブルおよびRoCEネットワーク・ファブリック・スイッチを注文する必要があります。

次の図は、単一ラック・システムのデフォルトのRDMAネットワーク・ファブリック・アーキテクチャを示しています。各ラックには2つのリーフ・スイッチがあり、リーフ・スイッチ間に8つの接続があります。データベース・サーバーとストレージ・サーバーは、それぞれ両方のリーフ・スイッチに接続されます。各サーバーにはデュアルポートのRDMAネットワーク・ファブリック・カードが搭載されており、ポート1は下のリーフ・スイッチに接続され、ポート2は上のリーフ・スイッチに接続されています。

8台までのラックを接続する場合、各ラックの各リーフ・スイッチ間の8つの既存のスイッチの相互接続を解除します。各リーフ・スイッチから、すべてのラックのスパイン・スイッチに8つの接続を分散します。複数ラック環境の場合、次の図に示すようにラック内のリーフ・スイッチは相互に直接接続されていません。



前述の図に示すとおり、ラック1の各リーフ・スイッチには次の接続があります。

  • 内部スパイン・スイッチへの4つの接続
  • ラック2のスパイン・スイッチへの4つの接続

ラック1のスパイン・スイッチには次の接続があります。

  • ラック1の各リーフ・スイッチへの4つの接続
  • ラック2の各リーフ・スイッチへの4つの接続

ラック数が2から8に増加すると、次の図に示すようにパターンが継続します。

図5-1 8ラックまでのスパイン・スイッチとリーフ・スイッチ間の接続



上図のように、各リーフ・スイッチは、8つのスイッチの相互接続をすべてのスパイン・スイッチに分散しています。各スパイン・スイッチは、16のスイッチの相互接続をすべてのリーフ・スイッチに分散しています。リーフ・スイッチは他のリーフ・スイッチと相互に直接接続されておらず、またスパイン・スイッチは他のスパイン・スイッチと相互に直接接続されていません。

5.1.1 X8Mラックを使用したマルチラック配線の準備

ラックをまとめて追加して、システム容量およびパフォーマンスを向上できます。ラックを配線する場合、次の点に注意してください。

  • このドキュメントに示すケーブル長は、ラックが相互に隣接していると仮定します。ラックが隣接していない場合、上げ床に障害物がある場合、または頭上の配線を使用している場合は、長いケーブルが必要になることがあります。光ケーブルの場合、サポートされる最大ケーブル長は100 mです。銅ケーブルの場合、サポートされる最大ケーブル長は5 mです。

  • サーバー名にラック・ユニット番号を入れることをお薦めします。これで、診断中にサーバーを識別できます。

  • 追加ラック用のOracle Exadata Deployment Assistant (OEDA)を完了すると、SCANアドレスが要求されます。ただし、元のラックのSCANアドレスが使用されるため、これらのSCANアドレスは使用されません。生成されたインストール・ファイルから新しいSCANアドレスを手動で削除してください。

  • ソフトウェア所有者のアカウント名およびグループ名とその識別子は、元のラックの名前および識別子と一致する必要があります。

  • 既存のディスク・グループに追加のグリッド・ディスクを使用する場合は、新しいラックのグリッド・ディスク・サイズが元のラックと同じであることを確認してください。

ノート:

Exadata Database Machineエイス・ラック、クオータ・ラックおよびエラスティック構成は、大きいラックが相互に接続されているのと同じ方法で他のラックに接続されます。つまり、他のラックと相互接続するには、各ラックにスパイン・スイッチが存在する必要があります。

ラックを配線する前に、次のタスクを実行します:

  1. 配線するラックの数を決定します。

  2. ラックの接続に必要な部品を注文します。

    RoCEネットワーク・ファブリックを使用してExadata Database Machineラックを拡張するには、追加するラックごとに、余分なケーブル、長いケーブル用のトランシーバ、およびRoCEネットワーク・ファブリックのスパイン・スイッチを注文する必要があります(まだない場合)。

    4つ以上のラックを接続する場合、または使用している環境でより長いケーブルが必要な場合は、追加の10mのファイバ・ケーブル、および各終端を接続するための2つのQSFP28 SRトランシーバを購入する必要があります。長さが5mを超えるファイバ・ケーブルには、QSFP28 SRトランシーバが必要となります。

    次の表に、最大8つのラックの相互接続に必要なラック数およびケーブルを示します。

    ラック数 必要な3メートルのケーブル 必要な5メートルのケーブル 必要な10メートルのケーブル

    2

    16

    16

    0

    3

    16

    32

    0

    4

    16

    40

    8

    5

    16

    46

    18

    6

    17

    49

    30

    7

    19

    51

    42

    8

    16

    52

    60

  3. 次の道具を用意します。

    • ペン
    • メモ帳
    • 懐中電灯
    • ケーブルおよびラックのラベル
    • ケーブル・タイ(フック・アンド・ループ・ストラップをお薦めします)
  4. ラックの接頭辞のネーミング方法を決定します。たとえば、元のラックの接頭辞がdbm01の場合、2番目のラックの接頭辞にdbm02、3番目のラックの接頭辞にdbm03というように名前を付けます。

  5. ラックの一意なホスト名およびIPアドレスを確認します。ラックに相互接続されているすべてのサーバーに、一意な名前およびIPアドレスを使用する必要があります。

    サーバー名およびIPアドレスの表記規則は、次の場合に異なる可能性があります。

    • すべてのExadata Database Machineフル・ラックの初期設置: システム・アドレスの割当ておよびホスト名を完全にする必要があります。

    • 既存のクラスタへの新しいExadata Database Machineラックの追加: 新しいラック構成には、新しいExadata Database Machineの一意なホスト名およびIPアドレスが必要です。同じサブネットのIPアドレスは、既存のシステムと競合できません。

    • 2つの既存のExadata Database Machineラックのクラスタ化: Exadata Database Machineに一意なホスト名およびIPアドレスがすでに割り当てられている場合または全体のクラスタを再構成する必要がある場合のみ、ホスト名およびIPアドレスを割り当てることができます。マシンを同じサブネットに設定し、IPアドレスが競合しないようにする必要があります。

  6. 新しいサーバーのIPアドレスが同じサブネットにあり、現在インストールされているサーバーと重複しないことを確認します。

  7. sh verコマンドを使用して、元のスイッチのファームウェアが新しいスイッチと同じレベルにあることを確認します。

    すべてのスイッチで同じファームウェア・バージョンを使用することをお薦めしますが、必須ではありません。ファームウェアが同じレベルでない場合は、ファームウェア・パッチを適用して、スイッチを同じファームウェア・レベルにすることができます。

5.1.2 複数のExadata Database Machine X8Mラックの配線

他のラックとともにマルチラックにするには、サイズに関係なく、Exadata Database Machineラックにスパイン・スイッチがある必要があります。

ノート:

RoCEネットワーク・ファブリックを使用してExadata Database Machineラックを拡張するには、ケーブル、トランシーバ(必要な場合)およびRoCEネットワーク・ファブリック・スイッチ(まだ使用可能でない場合)を注文する必要があります。

次のステップで、カッコ内の数は必要なケーブルの数を示しています。

  1. 合計数が8になるように、各リーフ・スイッチのアップリンク・バンドルをスパイン・スイッチ(またはラック)の数で分割します。この分割は各例のカッコ内に表示されます。

    例1: 2つのラックの場合、各リーフ・スイッチから8つのアップリンクを取り、2で均等に分割します。各リーフ・スイッチからの4つのアップリンクをrack1-spineスイッチに接続し、各リーフ・スイッチからの4つのアップリンクをrack2-spineスイッチに接続します(リーフ・スイッチごとに4 + 4)。

    例2: 3つのラックの場合、各リーフ・スイッチから8つのアップリンクを取り、3で均等に分割します。3つのアップリンクをrack1-spineスイッチに、3つのアップリンクをrack2-spineスイッチに、2つのアップリンクをrack3-spineスイッチに接続します(リーフ・スイッチごとに3 + 3 + 2)。

  2. 異なるスパイン・スイッチの最初の使用可能なポートから開始し、各リーフ・スイッチおよびスパイン・スイッチに対して前述の分割スキームをラウンドロビンします。

    たとえば、3つのラックの場合:

    • rack1-leaf1スイッチは、最初の分割にrack1-spineスイッチから始まり、2番目の分割にrack2-spineスイッチ、3番目の分割にrack3-spineスイッチとなります
    • rack2-leaf1スイッチは、最初の分割にrack2-spineスイッチから始まり、2番目の分割にrack3-spineスイッチ、3番目の分割にrack1-spineスイッチとなります
    • rack3-leaf1スイッチは、最初の分割にrack3-spineスイッチから始まり、2番目の分割にrack1-spineスイッチ、3番目の分割にrack2-spineスイッチとなります
    • など...
  3. 各ケースのすべてのリーフ・スイッチのアップリンクを接続すると、ポート5から20を含むスパイン・スイッチのすべてのポートを使用したことになります。

この項の残りのトピックでは、最大8つのラックを配線するための詳細な配線情報について説明します。

5.2 X8Mラックの2ラック配線

この項では、2つのX8Mラック(どちらもRoCEネットワーク・ファブリックを使用する)を接続するための配線表を示します。

ノート:

複数のラックをまとめて配線するための配線表記では、次の表記規則が使用されました。

  • スパイン・スイッチ(SSとも呼ばれます)は、すべてのラックのU1にあります。

  • リーフ・スイッチは、下位リーフ(LL)と上位リーフ(UL)と呼ばれます。

  • リーフ・スイッチは次の場所にあります。

    • Exadata Database Machine X8M-2またはStorage Expansion Rack X8M-2でのラック・ユニット20 (U20)および22 (U22)

    • Exadata Database Machine X8M-8のラック・ユニット21 (U21)およびラック・ユニット23 (U23)

  • 次のリストに示すケーブル長は、ラックが相互に隣接していること、ケーブルが上げ床を経由して配線されていること、およびラック間の配線に障害物がないことを前提としています。ラックが隣接していないか、頭上の配線トレイを使用している場合は、長いケーブル長が必要になる場合があります。100メートルまでのケーブル長がサポートされています。

  • 5mを超える長さでサポートされているのは、光ケーブル(追加のトランシーバを使用)のみです。

  • 3台のデータベース・サーバーおよび11台のストレージ・サーバーがあるX8M-8システムの場合のみ、次のマルチラック配線情報を調整する必要があります。このようなシステムでのみ、リーフ・スイッチのポート30はデータベース・サーバーに接続され、スイッチ間リンクとしては使用されません。したがって、次の表では、リーフ・スイッチのポート番号30への接続は、かわりに同じリーフ・スイッチのポート番号34に接続する必要があります。たとえば、R1-UL-P30はR1-UL-P34に変更し、R1-LL-P30はR1-LL-P34に変更する必要があります。これらの変更は、3台のデータベース・サーバーと11台のストレージ・サーバーを持つX8M-8システムにのみ適用されます。

次の図に、2つのラックをまとめて配線する場合の2つのスパイン・スイッチ(R1 SSとR2 SS)のケーブル接続を示します。

次の表で、2つのラックを配線する場合の最初のスパイン・スイッチ(R1 SS)のケーブル接続を説明します。

表2-1 5ラック・システムの最初のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

ラック1内のR1 UL

R1-UL-P5からR1-SS-P5

R1-UL-P7からR1-SS-P7

R1-UL-P4からR1-SS-P9

R1-UL-P6からR1-SS-P11

3メートル

R1 ULからラック2

R1-UL-P31からR2-SS-P5

R1-UL-P33からR2-SS-P7

R1-UL-P30からR2-SS-P9

R1-UL-P32からR2-SS-P11

5メートル

ラック1内のR1 LL

R1-LL-P5からR1-SS-P13

R1-LL-P7からR1-SS-P15

R1-LL-P4からR1-SS-P17

R1-LL-P6からR1-SS-P19

3メートル

R1 LLからラック2

R1-LL-P31からR2-SS-P13

R1-LL-P33からR2-SS-P15

R1-LL-P30からR2-SS-P17

R1-LL-P32からR2-SS-P19

5メートル

次の表で、2つのラックを配線する場合の2番目のスパイン・スイッチ(R2 SS)のケーブル接続を説明します。

表5-2 2ラック・システムの2番目のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

R2 ULからラック1

R2-UL-P5からR1-SS-P6

R2-UL-P7からR1-SS-P8

R2-UL-P4からR1-SS-P10

R2-UL-P6からR1-SS-P12

5メートル

ラック2内のR2 UL

R2-UL-P31からR2-SS-P6

R2-UL-P33からR2-SS-P8

R2-UL-P30からR2-SS-P10

R2-UL-P32からR2-SS-P12

3メートル

R2 LLからラック1

R2-LL-P5からR1-SS-P14

R2-LL-P7からR1-SS-P16

R2-LL-P4からR1-SS-P18

R2-LL-P6からR1-SS-P20

5メートル

ラック2内のR2 LL

R2-LL-P31からR2-SS-P14

R2-LL-P33からR2-SS-P16

R2-LL-P30からR2-SS-P18

R2-LL-P32からR2-SS-P20

3メートル

5.3 X8Mラックの3ラック配線

この項では、RoCEネットワーク・ファブリックを使用する3つのX8Mラックを接続するための配線表を示します。

ノート:

複数のラックをまとめて配線するための配線表記では、次の表記規則が使用されました。

  • スパイン・スイッチ(SSとも呼ばれます)は、すべてのラックのU1にあります。

  • リーフ・スイッチは、下位リーフ(LL)と上位リーフ(UL)と呼ばれます。

  • リーフ・スイッチは次の場所にあります。

    • Exadata Database Machine X8M-2またはStorage Expansion Rack X8M-2でのラック・ユニット20 (U20)および22 (U22)

    • Exadata Database Machine X8M-8のラック・ユニット21 (U21)およびラック・ユニット23 (U23)

  • 次のリストに示すケーブル長は、ラックが相互に隣接していること、ケーブルが上げ床を経由して配線されていること、およびラック間の配線に障害物がないことを前提としています。ラックが隣接していないか、頭上の配線トレイを使用している場合は、長いケーブル長が必要になる場合があります。100メートルまでのケーブル長がサポートされています。

  • 5mを超える長さでサポートされているのは、光ケーブル(追加のトランシーバを使用)のみです。

  • 3台のデータベース・サーバーおよび11台のストレージ・サーバーがあるX8M-8システムの場合のみ、次のマルチラック配線情報を調整する必要があります。このようなシステムでのみ、リーフ・スイッチのポート30はデータベース・サーバーに接続され、スイッチ間リンクとしては使用されません。したがって、次の表では、リーフ・スイッチのポート番号30への接続は、かわりに同じリーフ・スイッチのポート番号34に接続する必要があります。たとえば、R1-UL-P30はR1-UL-P34に変更し、R1-LL-P30はR1-LL-P34に変更する必要があります。これらの変更は、3台のデータベース・サーバーと11台のストレージ・サーバーを持つX8M-8システムにのみ適用されます。

次の図に、3つのラックをまとめて配線する場合の3つのスパイン・スイッチ(Rack1-spine、Rack2-spineおよびRack3-spine)のケーブル接続を示します。



次の表で、3つのラックを配線する場合の、最初のスパイン・スイッチ(R1-SS)のケーブル接続を説明します。

表5-3 3ラック・システムの最初のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

ラック1内のR1 UL

R1-UL-P5からR1-SS-P5

R1-UL-P7からR1-SS-P7

R1-UL-P4からR1-SS-P9

3メートル

R1 ULからラック2

R1-UL-P31からR2-SS-P5

R1-UL-P33からR2-SS-P7

R1-UL-P30からR2-SS-P9

5メートル

R1 ULからラック3

R1-UL-P6からR3-SS-P5

R1-UL-P32からR3-SS-P7

5メートル

ラック1内のR1 LL

R1-LL-P5からR1-SS-P13

R1-LL-P7からR1-SS-P15

3メートル

R1 LLからラック2

R1-LL-P31からR2-SS-P13

R1-LL-P33からR2-SS-P15

R1-LL-P30からR2-SS-P17

5メートル

R1 LLからラック3

R1-LL-P4からR3-SS-P13

R1-LL-P6からR3-SS-P15

R1-LL-P32からR3-SS-P17

5メートル

次の表で、3つのラックを配線する場合の、2番目のスパイン・スイッチ(R2-SS)のケーブル接続を説明します。

表5-4 3ラック・システムの2番目のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

R2 ULからラック1

R2-UL-P5からR1-SS-P6

R2-UL-P7からR1-SS-P8

R2-UL-P4からR1-SS-P10

5メートル

ラック2内のR2 UL

R2-UL-P31からR2-SS-P6

R2-UL-P33からR2-SS-P8

3メートル

R2 ULからラック3

R2-UL-P6からR3-SS-P6

R2-UL-P30からR3-SS-P8

R2-UL-P32からR3-SS-P10

5メートル

R2 LLからラック1

R2-LL-P5からR1-SS-P14

R2-LL-P7からR1-SS-P16

R2-LL-P4からR1-SS-P18

5メートル

ラック2内のR2 LL

R2-LL-P31からR2-SS-P14

R2-LL-P33からR2-SS-P16

R2-LL-P30からR2-SS-P18

3メートル

R2 LLからラック3

R2-LL-P6からR3-SS-P14

R2-LL-P32からR3-SS-P16

5メートル

次の表で、3つのラックを配線する場合の、3番目のスパイン・スイッチ(R3-SS)のケーブル接続を説明します。

表5-5 3ラック・システムの3番目のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

R3 ULからラック1

R3-UL-P5からR1-SS-P11

R3-UL-P7からR1-SS-P12

5メートル

R3 ULからラック2

R3-UL-P4からR2-SS-P10

R3-UL-P6からR2-SS-P11

R3-UL-P31からR2-SS-P12

5メートル

ラック3内のR3 UL

R3-UL-P33からR3-SS-P9

R3-UL-P30からR3-SS-P11

R3-UL-P32からR3-SS-P12

3メートル

R3 LLからラック1

R3-LL-P5からR1-SS-P17

R3-LL-P7からR1-SS-P19

R3-LL-P4からR1-SS-P20

5メートル

R3 LLからラック2

R3-LL-P6からR2-SS-P19

R3-LL-P31からR2-SS-P20

5メートル

ラック3内のR3 LL

R3-LL-P33からR3-SS-P18

R3-LL-P30からR3-SS-P19

R3-LL-P32からR3-SS-P20

3メートル

5.4 X8Mラックの4ラック配線

この項では、4つのX8Mラック(すべてRoCEネットワーク・ファブリックを使用する)を接続するための配線表を示します。

ノート:

複数のラックをまとめて配線するための配線表記では、次の表記規則が使用されました。

  • スパイン・スイッチ(SSとも呼ばれます)は、すべてのラックのU1にあります。

  • リーフ・スイッチは、下位リーフ(LL)と上位リーフ(UL)と呼ばれます。

  • リーフ・スイッチは次の場所にあります。

    • Exadata Database Machine X8M-2またはStorage Expansion Rack X8M-2でのラック・ユニット20 (U20)および22 (U22)

    • Exadata Database Machine X8M-8のラック・ユニット21 (U21)およびラック・ユニット23 (U23)

  • 次のリストに示すケーブル長は、ラックが相互に隣接していること、ケーブルが上げ床を経由して配線されていること、およびラック間の配線に障害物がないことを前提としています。ラックが隣接していないか、頭上の配線トレイを使用している場合は、長いケーブル長が必要になる場合があります。100メートルまでのケーブル長がサポートされています。

  • 5mを超える長さでサポートされているのは、光ケーブル(追加のトランシーバを使用)のみです。

  • 3台のデータベース・サーバーおよび11台のストレージ・サーバーがあるX8M-8システムの場合のみ、次のマルチラック配線情報を調整する必要があります。このようなシステムでのみ、リーフ・スイッチのポート30はデータベース・サーバーに接続され、スイッチ間リンクとしては使用されません。したがって、次の表では、リーフ・スイッチのポート番号30への接続は、かわりに同じリーフ・スイッチのポート番号34に接続する必要があります。たとえば、R1-UL-P30はR1-UL-P34に変更し、R1-LL-P30はR1-LL-P34に変更する必要があります。これらの変更は、3台のデータベース・サーバーと11台のストレージ・サーバーを持つX8M-8システムにのみ適用されます。

次の図に、2つのラックをまとめて配線する場合の4つのスパイン・スイッチ(Rack1-spine、Rack2-spine、Rack3-spineおよびRack4-spine)のケーブル接続を示します。



次の表で、4つのラックを配線する場合の、最初のスパイン・スイッチ(R1-SS)のケーブル接続を説明します。

表5-4 6ラック・システムの最初のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

ラック1内のR1 UL

R1-UL-P5からR1-SS-P5

R1-UL-P7からR1-SS-P7

3メートル

R1 ULからラック2

R1-UL-P31からR2-SS-P5

R1-UL-P33からR2-SS-P7

5メートル

R1 ULからラック3

R1-UL-P6からR3-SS-P5

R1-UL-P32からR3-SS-P7

5メートル

R1 ULからラック4

R1-UL-P4からR4-SS-P5

R1-UL-P30からR4-SS-P7

10メートル

ラック1内のR1 LL

R1-LL-P5からR1-SS-P13

R1-LL-P7からR1-SS-P15

3メートル

R1 LLからラック2

R1-LL-P31からR2-SS-P13

R1-LL-P33からR2-SS-P15

5メートル

R1 LLからラック3

R1-LL-P4からR3-SS-P13

R1-LL-P6からR3-SS-P15

5メートル

R1 LLからラック4

R1-LL-P30からR4-SS-P13

R1-LL-P32からR4-SS-P15

10メートル

次の表で、4つのフル・ラックを配線する場合の、2番目のスパイン・スイッチ(R2-SS)のケーブル接続を説明します。

表4-7 5ラック・システムの2番目のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

R2 ULからラック1

R2-UL-P5からR1-SS-P6

R2-UL-P7からR1-SS-P8

5メートル

ラック2内のR2 UL

R2-UL-P31からR2-SS-P6

R2-UL-P33からR2-SS-P8

3メートル

R2 ULからラック3

R2-UL-P6からR3-SS-P6

R2-UL-P30からR3-SS-P8

5メートル

R2 ULからラック4

R2-UL-P4からR4-SS-P6

R2-UL-P32からR4-SS-P8

5メートル

R2 LLからラック1

R2-LL-P5からR1-SS-P14

R2-LL-P7からR1-SS-P16

5メートル

ラック2内のR2 LL

R2-LL-P31からR2-SS-P14

R2-LL-P33からR2-SS-P16

3メートル

R2 LLからラック3

R2-LL-P6からR3-SS-P14

R2-LL-P32からR3-SS-P16

5メートル

R2 LLからラック4

R2-LL-P4からR4-SS-P14

R2-LL-P30からR4-SS-P16

5メートル

次の表で、4つのフル・ラックを配線する場合の、3番目のスパイン・スイッチ(R3-SS)のケーブル接続を説明します。

表4-8 5ラック・システムの3番目のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

R3 ULからラック1

R3-UL-P5からR1-SS-P11

R3-UL-P7からR1-SS-P12

5メートル

R3 ULからラック2

R3-UL-P6からR2-SS-P11

R3-UL-P31からR2-SS-P12

5メートル

ラック3内のR3 UL

R3-UL-P30からR3-SS-P11

R3-UL-P32からR3-SS-P12

3メートル

R3 ULからラック4

R3-UL-P4からR4-SS-P11

R3-UL-P33からR4-SS-P12

5メートル

R3 LLからラック1

R3-LL-P7からR1-SS-P19

R3-LL-P4からR1-SS-P20

5メートル

R3 LLからラック2

R3-LL-P6からR2-SS-P19

R3-LL-P31からR2-SS-P20

5メートル

ラック3内のR3 LL

R3-LL-P30からR3-SS-P19

R3-LL-P32からR3-SS-P20

3メートル

R3 LLからラック4

R3-LL-P5からR4-SS-P19

R3-LL-P33からR4-SS-P20

5メートル

次の表で、4つのフル・ラックを配線する場合の、4番目のスパイン・スイッチ(R4-SS)のケーブル接続を説明します。

表4-9 5ラック・システムの4番目のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

R4 ULからラック1

R4-UL-P5からR1-SS-P9

R4-UL-P7からR1-SS-P10

10メートル

R4 ULからラック2

R4-UL-P4からR2-SS-P9

R4-UL-P6からR2-SS-P10

5メートル

R4 ULからラック3

R4-UL-P31からR3-SS-P9

R4-UL-P33からR3-SS-P10

5メートル

ラック4内のR4 UL

R4-UL-P30からR4-SS-P9

R4-UL-P32からR4-SS-P10

3メートル

R4 LLからラック1

R4-LL-P5からR1-SS-P17

R4-LL-P7からR1-SS-P18

10メートル

R4 LLからラック2

R4-LL-P4からR2-SS-P17

R4-LL-P6からR2-SS-P18

5メートル

R4 LLからラック3

R4-LL-P31からR3-SS-P17

R4-LL-P33からR3-SS-P18

5メートル

ラック4内のR4 LL

R4-LL-P30からR4-SS-P17

R4-LL-P32からR4-SS-P18

3メートル

5.5 X8Mラックの5ラック配線

この項では、5つのX8Mラック(すべてRoCEネットワーク・ファブリックを使用する)を接続するための配線表を示します。

ノート:

複数のラックをまとめて配線するための配線表記では、次の表記規則が使用されました。

  • スパイン・スイッチ(SSとも呼ばれます)は、すべてのラックのU1にあります。

  • リーフ・スイッチは、下位リーフ(LL)と上位リーフ(UL)と呼ばれます。

  • リーフ・スイッチは次の場所にあります。

    • Exadata Database Machine X8M-2またはStorage Expansion Rack X8M-2でのラック・ユニット20 (U20)および22 (U22)

    • Exadata Database Machine X8M-8のラック・ユニット21 (U21)およびラック・ユニット23 (U23)

  • 次のリストに示すケーブル長は、ラックが相互に隣接していること、ケーブルが上げ床を経由して配線されていること、およびラック間の配線に障害物がないことを前提としています。ラックが隣接していないか、頭上の配線トレイを使用している場合は、長いケーブル長が必要になる場合があります。100メートルまでのケーブル長がサポートされています。

  • 5mを超える長さでサポートされているのは、光ケーブル(追加のトランシーバを使用)のみです。

  • 3台のデータベース・サーバーおよび11台のストレージ・サーバーがあるX8M-8システムの場合のみ、次のマルチラック配線情報を調整する必要があります。このようなシステムでのみ、リーフ・スイッチのポート30はデータベース・サーバーに接続され、スイッチ間リンクとしては使用されません。したがって、次の表では、リーフ・スイッチのポート番号30への接続は、かわりに同じリーフ・スイッチのポート番号34に接続する必要があります。たとえば、R1-UL-P30はR1-UL-P34に変更し、R1-LL-P30はR1-LL-P34に変更する必要があります。これらの変更は、3台のデータベース・サーバーと11台のストレージ・サーバーを持つX8M-8システムにのみ適用されます。

次の図に、5つのラックを配線する場合の5つのスパイン・スイッチのケーブル接続を示します。



次の表で、5つのラックを配線する場合の、最初のスパイン・スイッチ(R1-SS)のケーブル接続を説明します。

表5-10 5ラック・システムの最初のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

ラック1内のR1 UL

R1-UL-P5からR1-SS-P5

R1-UL-P7からR1-SS-P7

3メートル

R1 ULからラック2

R1-UL-P31からR2-SS-P5

R1-UL-P33からR2-SS-P7

5メートル

R1 ULからラック3

R1-UL-P6からR3-SS-P5

R1-UL-P32からR3-SS-P7

5メートル

R1 ULからラック4

R1-UL-P4からR4-SS-P5

10メートル

R1 ULからラック5

R1-UL-P30からR5-SS-P5

10メートル

ラック1内のR1 LL

R1-LL-P5からR1-SS-P13

3メートル

R1 LLからラック2

R1-LL-P31からR2-SS-P13

R1-LL-P33からR2-SS-P15

5メートル

R1 LLからラック3

R1-LL-P4からR3-SS-P13

R1-LL-P6からR3-SS-P15

5メートル

R1 LLからラック4

R1-LL-P30からR4-SS-P13

R1-LL-P32からR4-SS-P15

10メートル

R1 LLからラック5

R1-LL-P7からR5-SS-P13

10メートル

次の表で、5つのフル・ラックを配線する場合の、2番目のスパイン・スイッチ(R2-SS)のケーブル接続を説明します。

表5-11 5ラック・システムの2番目のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

R2 ULからラック1

R2-UL-P5からR1-SS-P6

5メートル

ラック2内のR2 UL

R2-UL-P31からR2-SS-P6

3メートル

R2 ULからラック3

R2-UL-P6からR3-SS-P6

R2-UL-P30からR3-SS-P8

5メートル

R2 ULからラック4

R2-UL-P4からR4-SS-P6

R2-UL-P32からR4-SS-P8

5メートル

R2 ULからラック5

R2-UL-P7からR5-SS-P6

R2-UL-P33からR5-SS-P8

10メートル

R2 LLからラック1

R2-LL-P5からR1-SS-P14

R2-LL-P7からR1-SS-P16

5メートル

ラック2内のR2 LL

R2-LL-P31からR2-SS-P14

3メートル

R2 LLからラック3

R2-LL-P6からR3-SS-P14

5メートル

R2 LLからラック4

R2-LL-P4からR4-SS-P14

R2-LL-P30からR4-SS-P16

5メートル

R2 LLからラック5

R2-LL-P33からR5-SS-P14

R2-LL-P32からR5-SS-P16

10メートル

次の表で、5つのフル・ラックを配線する場合の、3番目のスパイン・スイッチ(R3-SS)のケーブル接続を説明します。

表5-12 5ラック・システムの3番目のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

R3 ULからラック1

R3-UL-P5からR1-SS-P11

R3-UL-P7からR1-SS-P12

5メートル

R3 ULからラック2

R3-UL-P6からR2-SS-P11

R3-UL-P31からR2-SS-P12

5メートル

ラック3内のR3 UL

R3-UL-P30からR3-SS-P11

3メートル

R3 ULからラック4

R3-UL-P4からR4-SS-P11

5メートル

R3 ULからラック5

R3-UL-P32からR5-SS-P11

R3-UL-P33からR5-SS-P12

5メートル

R3 LLからラック1

R3-LL-P7からR1-SS-P19

R3-LL-P4からR1-SS-P20

5メートル

R3 LLからラック2

R3-LL-P6からR2-SS-P19

R3-LL-P31からR2-SS-P20

5メートル

ラック3内のR3 LL

R3-LL-P30からR3-SS-P19

R3-LL-P32からR3-SS-P20

3メートル

R3 LLからラック4

R3-LL-P33からR4-SS-P20

5メートル

R3 LLからラック5

R3-LL-P5からR5-SS-P20

5メートル

次の表で、5つのフル・ラックを配線する場合の、4番目のスパイン・スイッチ(R4-SS)のケーブル接続を説明します。

表5-13 5ラック・システムの4番目のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

R4 ULからラック1

R4-UL-P7からR1-SS-P10

10メートル

R4 ULからラック2

R4-UL-P4からR2-SS-P9

R4-UL-P6からR2-SS-P10

5メートル

R4 ULからラック3

R4-UL-P31からR3-SS-P9

R4-UL-P33からR3-SS-P10

5メートル

ラック4内のR4 UL

R4-UL-P30からR4-SS-P9

R4-UL-P32からR4-SS-P10

3メートル

R4 ULからラック5

R4-UL-P5からR5-SS-P10

5メートル

R4 LLからラック1

R4-LL-P5からR1-SS-P17

10メートル

R4 LLからラック2

R4-LL-P4からR2-SS-P17

5メートル

R4 LLからラック3

R4-LL-P31からR3-SS-P17

R4-LL-P33からR3-SS-P18

5メートル

ラック4内のR4 LL

R4-LL-P30からR4-SS-P17

R4-LL-P32からR4-SS-P18

3メートル

R4 LLからラック5

R4-LL-P7からR5-SS-P17

R4-LL-P6からR5-SS-P18

5メートル

次の表で、5つのフル・ラックを配線する場合の、5番目のスパイン・スイッチ(R5-SS)のケーブル接続を説明します。

表5-14 5ラック・システムの5番目のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

R5 ULからラック1

R5-UL-P5からR1-SS-P8

R5-UL-P7からR1-SS-P9

10メートル

R5 ULからラック2

R5-UL-P4からR2-SS-P8

10メートル

R5 ULからラック3

R5-UL-P6からR3-SS-P12

5メートル

R5 ULからラック4

R5-UL-P31からR4-SS-P7

R5-UL-P33からR4-SS-P12

5メートル

ラック5内のR5 UL

R5-UL-P30からR5-SS-P7

R5-UL-P32からR5-SS-P9

3メートル

R5 LLからラック1

R5-LL-P5からR1-SS-P15

R5-LL-P7からR1-SS-P18

10メートル

R5 LLからラック2

R5-LL-P4からR2-SS-P16

R5-LL-P6からR2-SS-P18

10メートル

R5 LLからラック3

R5-LL-P31からR3-SS-P16

5メートル

R5 LLからラック4

R5-LL-P33からR4-SS-P19

5メートル

ラック5内のR5 LL

R5-LL-P30からR5-SS-P15

R5-LL-P32からR5-SS-P19

3メートル

5.6 X8Mラックの6ラック配線

この項では、6つのX8Mラック(すべてRoCEネットワーク・ファブリックを使用する)を接続するための配線表を示します。

ノート:

複数のラックをまとめて配線するための配線表記では、次の表記規則が使用されました。

  • スパイン・スイッチ(SSとも呼ばれます)は、すべてのラックのU1にあります。

  • リーフ・スイッチは、下位リーフ(LL)と上位リーフ(UL)と呼ばれます。

  • リーフ・スイッチは次の場所にあります。

    • Exadata Database Machine X8M-2またはStorage Expansion Rack X8M-2でのラック・ユニット20 (U20)および22 (U22)

    • Exadata Database Machine X8M-8のラック・ユニット21 (U21)およびラック・ユニット23 (U23)

  • 次のリストに示すケーブル長は、ラックが相互に隣接していること、ケーブルが上げ床を経由して配線されていること、およびラック間の配線に障害物がないことを前提としています。ラックが隣接していないか、頭上の配線トレイを使用している場合は、長いケーブル長が必要になる場合があります。100メートルまでのケーブル長がサポートされています。

  • 5mを超える長さでサポートされているのは、光ケーブル(追加のトランシーバを使用)のみです。

  • 3台のデータベース・サーバーおよび11台のストレージ・サーバーがあるX8M-8システムの場合のみ、次のマルチラック配線情報を調整する必要があります。このようなシステムでのみ、リーフ・スイッチのポート30はデータベース・サーバーに接続され、スイッチ間リンクとしては使用されません。したがって、次の表では、リーフ・スイッチのポート番号30への接続は、かわりに同じリーフ・スイッチのポート番号34に接続する必要があります。たとえば、R1-UL-P30はR1-UL-P34に変更し、R1-LL-P30はR1-LL-P34に変更する必要があります。これらの変更は、3台のデータベース・サーバーと11台のストレージ・サーバーを持つX8M-8システムにのみ適用されます。

次の図に、6つのラックを配線する場合の6つのスパイン・スイッチのケーブル接続を示します。



次の表で、6つのラックを配線する場合の、最初のスパイン・スイッチ(R1-SS)のケーブル接続を説明します。

表5-15 6ラック・システムの最初のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

ラック1内のR1 UL

R1-UL-P5からR1-SS-P5

R1-UL-P7からR1-SS-P7

3メートル

R1 ULからラック2

R1-UL-P31からR2-SS-P5

R1-UL-P33からR2-SS-P7

5メートル

R1 ULからラック3

R1-UL-P6からR3-SS-P5

5メートル

R1 ULからラック4

R1-UL-P4からR4-SS-P5

10メートル

R1 ULからラック5

R1-UL-P30からR5-SS-P5

10メートル

R1 ULからラック6

R1-UL-P32からR6-SS-P5

10メートル

ラック1内のR1 LL

R1-LL-P5からR1-SS-P13

3メートル

R1 LLからラック2

R1-LL-P31からR2-SS-P13

R1-LL-P33からR2-SS-P15

5メートル

R1 LLからラック3

R1-LL-P4からR3-SS-P13

R1-LL-P6からR3-SS-P15

5メートル

R1 LLからラック4

R1-LL-P30からR4-SS-P13

10メートル

R1 LLからラック5

R1-LL-P7からR5-SS-P13

10メートル

R1 LLからラック6

R1-LL-P32からR6-SS-P13

10メートル

次の表で、6つのフル・ラックを配線する場合の、2番目のスパイン・スイッチ(R2-SS)のケーブル接続を説明します。

表5-16 6ラック・システムの2番目のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

R2 ULからラック1

R2-UL-P5からR1-SS-P6

5メートル

ラック2内のR2 UL

R2-UL-P31からR2-SS-P6

3メートル

R2 ULからラック3

R2-UL-P6からR3-SS-P6

R2-UL-P30からR3-SS-P8

5メートル

R2 ULからラック4

R2-UL-P4からR4-SS-P6

R2-UL-P32からR4-SS-P8

5メートル

R2 ULからラック5

R2-UL-P7からR5-SS-P6

10メートル

R2 ULからラック6

R2-UL-P33からR6-SS-P6

10メートル

R2 LLからラック1

R2-LL-P5からR1-SS-P14

5メートル

ラック2内のR2 LL

R2-LL-P31からR2-SS-P14

3メートル

R2 LLからラック3

R2-LL-P6からR3-SS-P14

5メートル

R2 LLからラック4

R2-LL-P4からR4-SS-P14

R2-LL-P30からR4-SS-P16

5メートル

R2 LLからラック5

R2-LL-P33からR5-SS-P14

R2-LL-P32からR5-SS-P16

10メートル

R2 LLからラック6

R2-LL-P7からR6-SS-P14

10メートル

次の表で、6つのフル・ラックを配線する場合の、3番目のスパイン・スイッチ(R3-SS)のケーブル接続を説明します。

表5-17 6ラック・システムの3番目のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

R3 ULからラック1

R3-UL-P5からR1-SS-P11

5メートル

R3 ULからラック2

R3-UL-P6からR2-SS-P11

5メートル

ラック3内のR3 UL

R3-UL-P30からR3-SS-P11

3メートル

R3 ULからラック4

R3-UL-P4からR4-SS-P11

5メートル

R3 ULからラック5

R3-UL-P32からR5-SS-P11

R3-UL-P33からR5-SS-P12

5メートル

R3 ULからラック6

R3-UL-P7からR6-SS-P11

R3-UL-P31からR6-SS-P12

10メートル

R3 LLからラック1

R3-LL-P7からR1-SS-P19

R3-LL-P4からR1-SS-P20

5メートル

R3 LLからラック2

R3-LL-P31からR2-SS-P20

5メートル

ラック3内のR3 LL

R3-LL-P32からR3-SS-P20

3メートル

R3 LLからラック4

R3-LL-P33からR4-SS-P20

5メートル

R3 LLからラック5

R3-LL-P5からR5-SS-P20

5メートル

R3 LLからラック6

R3-LL-P6からR6-SS-P19

R3-LL-P30からR6-SS-P20

10メートル

次の表で、6つのフル・ラックを配線する場合の、4番目のスパイン・スイッチ(R4-SS)のケーブル接続を説明します。

表5-18 6ラック・システムの4番目のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

R4 ULからラック1

R4-UL-P7からR1-SS-P10

10メートル

R4 ULからラック2

R4-UL-P4からR2-SS-P9

R4-UL-P6からR2-SS-P10

5メートル

R4 ULからラック3

R4-UL-P31からR3-SS-P9

R4-UL-P33からR3-SS-P10

5メートル

ラック4内のR4 UL

R4-UL-P32からR4-SS-P10

3メートル

R4 ULからラック5

R4-UL-P5からR5-SS-P10

5メートル

R4 ULからラック6

R4-UL-P30からR6-SS-P10

5メートル

R4 LLからラック1

R4-LL-P5からR1-SS-P17

10メートル

R4 LLからラック2

R4-LL-P4からR2-SS-P17

5メートル

R4 LLからラック3

R4-LL-P31からR3-SS-P17

R4-LL-P33からR3-SS-P18

5メートル

ラック4内のR4 LL

R4-LL-P30からR4-SS-P17

R4-LL-P32からR4-SS-P18

3メートル

R4 LLからラック5

R4-LL-P7からR5-SS-P17

5メートル

R4 LLからラック6

R4-LL-P6からR6-SS-P17

5メートル

次の表で、6つのフル・ラックを配線する場合の、5番目のスパイン・スイッチ(R5-SS)のケーブル接続を説明します。

表5-19 6ラック・システムの5番目のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

R5 ULからラック1

R5-UL-P5からR1-SS-P8

10メートル

R5 ULからラック2

R5-UL-P4からR2-SS-P8

10メートル

R5 ULからラック3

R5-UL-P6からR3-SS-P12

5メートル

R5 ULからラック4

R5-UL-P31からR4-SS-P7

R5-UL-P33からR4-SS-P12

5メートル

ラック5内のR5 UL

R5-UL-P30からR5-SS-P7

R5-UL-P32からR5-SS-P9

3メートル

R5 ULからラック6

R5-UL-P7からR6-SS-P7

5メートル

R5 LLからラック1

R5-LL-P7からR1-SS-P18

10メートル

R5 LLからラック2

R5-LL-P6からR2-SS-P18

10メートル

R5 LLからラック3

R5-LL-P31からR3-SS-P16

5メートル

R5 LLからラック4

R5-LL-P33からR4-SS-P19

5メートル

ラック5内のR5 LL

R5-LL-P30からR5-SS-P15

R5-LL-P32からR5-SS-P19

3メートル

R5 LLからラック6

R5-LL-P5からR6-SS-P9

R5-LL-P4からR6-SS-P15

5メートル

次の表で、6つのフル・ラックを配線する場合の、6番目のスパイン・スイッチ(R6-SS)のケーブル接続を説明します。

表5-20 6ラック・システムの6番目のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

R6 ULからラック1

R6-UL-P5からR1-SS-P9

R6-UL-P7からR1-SS-P16

10メートル

R6 ULからラック2

R6-UL-P4からR2-SS-P16

10メートル

R6 ULからラック3

R6-UL-P6からR3-SS-P19

10メートル

R6 ULからラック4

R6-UL-P31からR4-SS-P15

5メートル

R6 ULからラック5

R6-UL-P33からR5-SS-P18

5メートル

ラック6内のR6 UL

R6-UL-P30からR6-SS-P16

R6-UL-P32からR6-SS-P18

3メートル

R6 LLからラック1

R6-LL-P5からR1-SS-P12

R6-LL-P7からR1-SS-P15

10メートル

R6 LLからラック2

R6-LL-P4からR2-SS-P12

R6-LL-P6からR2-SS-P19

10メートル

R6 LLからラック3

R6-LL-P31からR3-SS-P7

10メートル

R6 LLからラック4

R6-LL-P33からR4-SS-P9

5メートル

R6 LLからラック5

R6-LL-P30からR5-SS-P8

5メートル

ラック6内のR6 LL

R6-LL-P32からR6-SS-P8

3メートル

5.7 X8Mラックの7ラック配線

この項では、7つのX8Mラック(すべてRoCEネットワーク・ファブリックを使用する)を接続するための配線表を示します。

ノート:

複数のラックをまとめて配線するための配線表記では、次の表記規則が使用されました。

  • スパイン・スイッチ(SSとも呼ばれます)は、すべてのラックのU1にあります。

  • リーフ・スイッチは、下位リーフ(LL)と上位リーフ(UL)と呼ばれます。

  • リーフ・スイッチは次の場所にあります。

    • Exadata Database Machine X8M-2またはStorage Expansion Rack X8M-2でのラック・ユニット20 (U20)および22 (U22)

    • Exadata Database Machine X8M-8のラック・ユニット21 (U21)およびラック・ユニット23 (U23)

  • 次のリストに示すケーブル長は、ラックが相互に隣接していること、ケーブルが上げ床を経由して配線されていること、およびラック間の配線に障害物がないことを前提としています。ラックが隣接していないか、頭上の配線トレイを使用している場合は、長いケーブル長が必要になる場合があります。100メートルまでのケーブル長がサポートされています。

  • 5mを超える長さでサポートされているのは、光ケーブル(追加のトランシーバを使用)のみです。

  • 3台のデータベース・サーバーおよび11台のストレージ・サーバーがあるX8M-8システムの場合のみ、次のマルチラック配線情報を調整する必要があります。このようなシステムでのみ、リーフ・スイッチのポート30はデータベース・サーバーに接続され、スイッチ間リンクとしては使用されません。したがって、次の表では、リーフ・スイッチのポート番号30への接続は、かわりに同じリーフ・スイッチのポート番号34に接続する必要があります。たとえば、R1-UL-P30はR1-UL-P34に変更し、R1-LL-P30はR1-LL-P34に変更する必要があります。これらの変更は、3台のデータベース・サーバーと11台のストレージ・サーバーを持つX8M-8システムにのみ適用されます。

次の図は、7つのラックを配線する場合の7つのスパイン・スイッチのケーブル接続を示しています。





次の表で、7つのラックを配線する場合の、最初のスパイン・スイッチ(R1-SS)のケーブル接続を説明します。

表5-21 7ラック・システムの最初のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

ラック1内のR1 UL

R1-UL-P5からR1-SS-P5

R1-UL-P7からR1-SS-P7

3メートル

R1 ULからラック2

R1-UL-P31からR2-SS-P5

5メートル

R1 ULからラック3

R1-UL-P6からR3-SS-P5

5メートル

R1 ULからラック4

R1-UL-P4からR4-SS-P5

10メートル

R1 ULからラック5

R1-UL-P30からR5-SS-P5

10メートル

R1 ULからラック6

R1-UL-P32からR6-SS-P5

10メートル

R1 ULからラック7

R1-UL-P33からR7-SS-P5

10メートル

ラック1内のR1 LL

R1-LL-P5からR1-SS-P13

3メートル

R1 LLからラック2

R1-LL-P31からR2-SS-P13

R1-LL-P33からR2-SS-P15

5メートル

R1 LLからラック3

R1-LL-P4からR3-SS-P13

5メートル

R1 LLからラック4

R1-LL-P30からR4-SS-P13

10メートル

R1 LLからラック5

R1-LL-P7からR5-SS-P13

10メートル

R1 LLからラック6

R1-LL-P32からR6-SS-P13

10メートル

R1 LLからラック7

R1-LL-P6からR7-SS-P13

10メートル

次の表で、7つのフル・ラックを配線する場合の、2番目のスパイン・スイッチ(R2-SS)のケーブル接続を説明します。

表5-22 7ラック・システムの2番目のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

R2 ULからラック1

R2-UL-P5からR1-SS-P6

5メートル

ラック2内のR2 UL

R2-UL-P31からR2-SS-P6

3メートル

R2 ULからラック3

R2-UL-P6からR3-SS-P6

R2-UL-P30からR3-SS-P8

5メートル

R2 ULからラック4

R2-UL-P4からR4-SS-P6

5メートル

R2 ULからラック5

R2-UL-P7からR5-SS-P6

10メートル

R2 ULからラック6

R2-UL-P33からR6-SS-P6

10メートル

R2 ULからラック7

R2-UL-P32からR7-SS-P6

10メートル

R2 LLからラック1

R2-LL-P5からR1-SS-P14

5メートル

ラック2内のR2 LL

R2-LL-P31からR2-SS-P14

3メートル

R2 LLからラック3

R2-LL-P6からR3-SS-P14

5メートル

R2 LLからラック4

R2-LL-P4からR4-SS-P14

R2-LL-P30からR4-SS-P16

5メートル

R2 LLからラック5

R2-LL-P33からR5-SS-P14

10メートル

R2 LLからラック6

R2-LL-P7からR6-SS-P14

10メートル

R2 LLからラック7

R2-LL-P32からR7-SS-P14

10メートル

次の表で、7つのフル・ラックを配線する場合の、3番目のスパイン・スイッチ(R3-SS)のケーブル接続を説明します。

表5-23 7ラック・システムの3番目のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

R3 ULからラック1

R3-UL-P5からR1-SS-P11

5メートル

R3 ULからラック2

R3-UL-P6からR2-SS-P11

5メートル

ラック3内のR3 UL

R3-UL-P30からR3-SS-P11

3メートル

R3 ULからラック4

R3-UL-P4からR4-SS-P11

5メートル

R3 ULからラック5

R3-UL-P32からR5-SS-P11

R3-UL-P33からR5-SS-P12

5メートル

R3 ULからラック6

R3-UL-P7からR6-SS-P11

10メートル

R3 ULからラック7

R3-UL-P31からR7-SS-P11

10メートル

R3 LLからラック1

R3-LL-P4からR1-SS-P20

5メートル

R3 LLからラック2

R3-LL-P31からR2-SS-P20

5メートル

ラック3内のR3 LL

R3-LL-P32からR3-SS-P20

3メートル

R3 LLからラック4

R3-LL-P33からR4-SS-P20

5メートル

R3 LLからラック5

R3-LL-P5からR5-SS-P20

5メートル

R3 LLからラック6

R3-LL-P6からR6-SS-P19

R3-LL-P30からR6-SS-P20

10メートル

R3 LLからラック7

R3-LL-P7からR7-SS-P20

10メートル

次の表で、7つのフル・ラックを配線する場合の、4番目のスパイン・スイッチ(R4-SS)のケーブル接続を説明します。

表5-24 7ラック・システムの4番目のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

R4 ULからラック1

R4-UL-P7からR1-SS-P10

10メートル

R4 ULからラック2

R4-UL-P4からR2-SS-P9

R4-UL-P6からR2-SS-P10

5メートル

R4 ULからラック3

R4-UL-P33からR3-SS-P10

5メートル

ラック4内のR4 UL

R4-UL-P32からR4-SS-P10

3メートル

R4 ULからラック5

R4-UL-P5からR5-SS-P10

5メートル

R4 ULからラック6

R4-UL-P30からR6-SS-P10

5メートル

R4 ULからラック7

R4-UL-P31からR7-SS-P10

10メートル

R4 LLからラック1

R4-LL-P5からR1-SS-P17

10メートル

R4 LLからラック2

R4-LL-P4からR2-SS-P17

5メートル

R4 LLからラック3

R4-LL-P31からR3-SS-P17

R4-LL-P33からR3-SS-P18

5メートル

ラック4内のR4 LL

R4-LL-P30からR4-SS-P17

3メートル

R4 LLからラック5

R4-LL-P7からR5-SS-P17

5メートル

R4 LLからラック6

R4-LL-P6からR6-SS-P17

5メートル

R4 LLからラック7

R4-LL-P32からR7-SS-P17

10メートル

次の表で、7つのフル・ラックを配線する場合の、5番目のスパイン・スイッチ(R5-SS)のケーブル接続を説明します。

表5-25 7ラック・システムの5番目のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

R5 ULからラック1

R5-UL-P5からR1-SS-P8

10メートル

R5 ULからラック2

R5-UL-P4からR2-SS-P8

10メートル

R5 ULからラック3

R5-UL-P6からR3-SS-P12

5メートル

R5 ULからラック4

R5-UL-P31からR4-SS-P7

R5-UL-P33からR4-SS-P12

5メートル

ラック5内のR5 UL

R5-UL-P30からR5-SS-P7

3メートル

R5 ULからラック6

R5-UL-P7からR6-SS-P7

5メートル

R5 ULからラック7

R5-UL-P32からR7-SS-P7

5メートル

R5 LLからラック1

R5-LL-P7からR1-SS-P18

10メートル

R5 LLからラック2

R5-LL-P6からR2-SS-P18

10メートル

R5 LLからラック3

R5-LL-P31からR3-SS-P16

5メートル

R5 LLからラック4

R5-LL-P33からR4-SS-P19

5メートル

ラック5内のR5 LL

R5-LL-P30からR5-SS-P15

R5-LL-P32からR5-SS-P19

3メートル

R5 LLからラック6

R5-LL-P4からR6-SS-P15

5メートル

R5 LLからラック7

R5-LL-P5からR7-SS-P15

5メートル

次の表で、7つのフル・ラックを配線する場合の、6番目のスパイン・スイッチ(R6-SS)のケーブル接続を説明します。

表5-26 7ラック・システムの6番目のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

R6 ULからラック1

R6-UL-P7からR1-SS-P16

10メートル

R6 ULからラック2

R6-UL-P4からR2-SS-P16

10メートル

R6 ULからラック3

R6-UL-P6からR3-SS-P19

10メートル

R6 ULからラック4

R6-UL-P31からR4-SS-P15

5メートル

R6 ULからラック5

R6-UL-P33からR5-SS-P18

5メートル

ラック6内のR6 UL

R6-UL-P30からR6-SS-P16

R6-UL-P32からR6-SS-P18

3メートル

R6 ULからラック7

R6-UL-P5からR7-SS-P16

5メートル

R6 LLからラック1

R6-LL-P5からR1-SS-P12

R6-LL-P7からR1-SS-P15

10メートル

R6 LLからラック2

R6-LL-P4からR2-SS-P12

10メートル

R6 LLからラック3

R6-LL-P31からR3-SS-P7

10メートル

R6 LLからラック4

R6-LL-P33からR4-SS-P9

5メートル

R6 LLからラック5

R6-LL-P30からR5-SS-P8

5メートル

ラック6内のR6 LL

R6-LL-P32からR6-SS-P8

3メートル

R6 LLからラック7

R6-LL-P6からR7-SS-P8

5メートル

次の表で、7つのフル・ラックを配線する場合の、7番目のスパイン・スイッチ(R7-SS)のケーブル接続を説明します。

表5-27 7ラック・システムの7番目のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

R7 ULからラック1

R7-UL-P5からR1-SS-P9

10メートル

R7 ULからラック2

R7-UL-P7からR2-SS-P7

10メートル

R7 ULからラック3

R7-UL-P4からR3-SS-P9

10メートル

R7 ULからラック4

R7-UL-P6からR4-SS-P8

10メートル

R7 ULからラック5

R7-UL-P31からR5-SS-P9

5メートル

R7 ULからラック6

R7-UL-P33からR6-SS-P9

5メートル

ラック7内のR7 UL

R7-UL-P30からR7-SS-P9

R7-UL-P32からR7-SS-P12

3メートル

R7 LLからラック1

R7-LL-P5からR1-SS-P19

10メートル

R7 LLからラック2

R7-LL-P7からR2-SS-P19

10メートル

R7 LLからラック3

R7-LL-P4からR3-SS-P15

10メートル

R7 LLからラック4

R7-LL-P6からR4-SS-P18

10メートル

R7 LLからラック5

R7-LL-P31からR5-SS-P16

5メートル

R7 LLからラック6

R7-LL-P33からR6-SS-P12

5メートル

ラック7内のR7 LL

R7-LL-P30からR7-SS-P18

R7-LL-P32からR7-SS-P19

3メートル

5.8 X8Mラックの8ラック配線

この項では、8つのX8Mラック(すべてRoCEネットワーク・ファブリックを使用する)を接続するための配線表を示します。

ノート:

複数のラックをまとめて配線するための配線表記では、次の表記規則が使用されました。

  • スパイン・スイッチ(SSとも呼ばれます)は、すべてのラックのU1にあります。

  • リーフ・スイッチは、下位リーフ(LL)と上位リーフ(UL)と呼ばれます。

  • リーフ・スイッチは次の場所にあります。

    • Exadata Database Machine X8M-2またはStorage Expansion Rack X8M-2でのラック・ユニット20 (U20)および22 (U22)

    • Exadata Database Machine X8M-8のラック・ユニット21 (U21)およびラック・ユニット23 (U23)

  • 次のリストに示すケーブル長は、ラックが相互に隣接していること、ケーブルが上げ床を経由して配線されていること、およびラック間の配線に障害物がないことを前提としています。ラックが隣接していないか、頭上の配線トレイを使用している場合は、長いケーブル長が必要になる場合があります。100メートルまでのケーブル長がサポートされています。

  • 5mを超える長さでサポートされているのは、光ケーブル(追加のトランシーバを使用)のみです。

  • 3台のデータベース・サーバーおよび11台のストレージ・サーバーがあるX8M-8システムの場合のみ、次のマルチラック配線情報を調整する必要があります。このようなシステムでのみ、リーフ・スイッチのポート30はデータベース・サーバーに接続され、スイッチ間リンクとしては使用されません。したがって、次の表では、リーフ・スイッチのポート番号30への接続は、かわりに同じリーフ・スイッチのポート番号34に接続する必要があります。たとえば、R1-UL-P30はR1-UL-P34に変更し、R1-LL-P30はR1-LL-P34に変更する必要があります。これらの変更は、3台のデータベース・サーバーと11台のストレージ・サーバーを持つX8M-8システムにのみ適用されます。

次の図は、8つのラックを配線する場合の8つのスパイン・スイッチのケーブル接続を示しています。





次の表で、8つのラックを配線する場合の、最初のスパイン・スイッチ(R1-SS)のケーブル接続を説明します。

表5-28 8ラック・システムの最初のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

ラック1内のR1 UL

R1-UL-P5からR1-SS-P5

3メートル

R1 ULからラック2

R1-UL-P31からR2-SS-P5

5メートル

R1 ULからラック3

R1-UL-P6からR3-SS-P5

5メートル

R1 ULからラック4

R1-UL-P4からR4-SS-P5

10メートル

R1 ULからラック5

R1-UL-P30からR5-SS-P5

10メートル

R1 ULからラック6

R1-UL-P32からR6-SS-P5

10メートル

R1 ULからラック7

R1-UL-P33からR7-SS-P5

10メートル

R1 ULからラック8

R1-UL-P7からR8-SS-P5

10メートル

ラック1内のR1 LL

R1-LL-P5からR1-SS-P13

3メートル

R1 LLからラック2

R1-LL-P31からR2-SS-P13

5メートル

R1 LLからラック3

R1-LL-P4からR3-SS-P13

5メートル

R1 LLからラック4

R1-LL-P30からR4-SS-P13

10メートル

R1 LLからラック5

R1-LL-P7からR5-SS-P13

10メートル

R1 LLからラック6

R1-LL-P32からR6-SS-P13

10メートル

R1 LLからラック7

R1-LL-P6からR7-SS-P13

10メートル

R1 LLからラック8

R1-LL-P33からR8-SS-P13

10メートル

次の表で、8つのフル・ラックを配線する場合の、2番目のスパイン・スイッチ(R2-SS)のケーブル接続を説明します。

表5-29 8ラック・システムの2番目のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

R2 ULからラック1

R2-UL-P5からR1-SS-P6

5メートル

ラック2内のR2 UL

R2-UL-P31からR2-SS-P6

3メートル

R2 ULからラック3

R2-UL-P6からR3-SS-P6

5メートル

R2 ULからラック4

R2-UL-P4からR4-SS-P6

5メートル

R2 ULからラック5

R2-UL-P7からR5-SS-P6

10メートル

R2 ULからラック6

R2-UL-P33からR6-SS-P6

10メートル

R2 ULからラック7

R2-UL-P32からR7-SS-P6

10メートル

R2 ULからラック8

R2-UL-P30からR8-SS-P6

10メートル

R2 LLからラック1

R2-LL-P5からR1-SS-P14

5メートル

ラック2内のR2 LL

R2-LL-P31からR2-SS-P14

3メートル

R2 LLからラック3

R2-LL-P6からR3-SS-P14

5メートル

R2 LLからラック4

R2-LL-P4からR4-SS-P14

5メートル

R2 LLからラック5

R2-LL-P33からR5-SS-P14

10メートル

R2 LLからラック6

R2-LL-P7からR6-SS-P14

10メートル

R2 LLからラック7

R2-LL-P32からR7-SS-P14

10メートル

R2 LLからラック8

R2-LL-P30からR8-SS-P14

10メートル

次の表で、8つのフル・ラックを配線する場合の、3番目のスパイン・スイッチ(R3-SS)のケーブル接続を説明します。

表5-30 8ラック・システムの3番目のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

R3 ULからラック1

R3-UL-P5からR1-SS-P11

5メートル

R3 ULからラック2

R3-UL-P6からR2-SS-P11

5メートル

ラック3内のR3 UL

R3-UL-P30からR3-SS-P11

3メートル

R3 ULからラック4

R3-UL-P4からR4-SS-P11

5メートル

R3 ULからラック5

R3-UL-P32からR5-SS-P11

5メートル

R3 ULからラック6

R3-UL-P7からR6-SS-P11

10メートル

R3 ULからラック7

R3-UL-P31からR7-SS-P11

10メートル

R3 ULからラック8

R3-UL-P33からR8-SS-P11

10メートル

R3 LLからラック1

R3-LL-P4からR1-SS-P20

5メートル

R3 LLからラック2

R3-LL-P31からR2-SS-P20

5メートル

ラック3内のR3 LL

R3-LL-P32からR3-SS-P20

3メートル

R3 LLからラック4

R3-LL-P33からR4-SS-P20

5メートル

R3 LLからラック5

R3-LL-P5からR5-SS-P20

5メートル

R3 LLからラック6

R3-LL-P30からR6-SS-P20

10メートル

R3 LLからラック7

R3-LL-P7からR7-SS-P20

10メートル

R3 LLからラック8

R3-LL-P6からR8-SS-P20

10メートル

次の表で、8つのフル・ラックを配線する場合の、4番目のスパイン・スイッチ(R4-SS)のケーブル接続を説明します。

表5-31 8ラック・システムの4番目のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

R4 ULからラック1

R4-UL-P7からR1-SS-P10

10メートル

R4 ULからラック2

R4-UL-P6からR2-SS-P10

5メートル

R4 ULからラック3

R4-UL-P33からR3-SS-P10

5メートル

ラック4内のR4 UL

R4-UL-P32からR4-SS-P10

3メートル

R4 ULからラック5

R4-UL-P5からR5-SS-P10

5メートル

R4 ULからラック6

R4-UL-P30からR6-SS-P10

5メートル

R4 ULからラック7

R4-UL-P31からR7-SS-P10

10メートル

R4 ULからラック8

R4-UL-P4からR8-SS-P10

10メートル

R4 LLからラック1

R4-LL-P5からR1-SS-P17

10メートル

R4 LLからラック2

R4-LL-P4からR2-SS-P17

5メートル

R4 LLからラック3

R4-LL-P31からR3-SS-P17

5メートル

ラック4内のR4 LL

R4-LL-P30からR4-SS-P17

3メートル

R4 LLからラック5

R4-LL-P7からR5-SS-P17

5メートル

R4 LLからラック6

R4-LL-P6からR6-SS-P17

5メートル

R4 LLからラック7

R4-LL-P32からR7-SS-P17

10メートル

R4 LLからラック8

R4-LL-P33からR8-SS-P17

10メートル

次の表で、8つのフル・ラックを配線する場合の、5番目のスパイン・スイッチ(R5-SS)のケーブル接続を説明します。

表5-32 8ラック・システムの5番目のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

R5 ULからラック1

R5-UL-P5からR1-SS-P8

10メートル

R5 ULからラック2

R5-UL-P4からR2-SS-P8

10メートル

R5 ULからラック3

R5-UL-P6からR3-SS-P8

5メートル

R5 ULからラック4

R5-UL-P33からR4-SS-P12

5メートル

ラック5内のR5 UL

R5-UL-P30からR5-SS-P7

3メートル

R5 ULからラック6

R5-UL-P7からR6-SS-P7

5メートル

R5 ULからラック7

R5-UL-P32からR7-SS-P7

5メートル

R5 ULからラック8

R5-UL-P31からR8-SS-P7

10メートル

R5 LLからラック1

R5-LL-P7からR1-SS-P18

10メートル

R5 LLからラック2

R5-LL-P6からR2-SS-P18

10メートル

R5 LLからラック3

R5-LL-P31からR3-SS-P16

5メートル

R5 LLからラック4

R5-LL-P33からR4-SS-P19

5メートル

ラック5内のR5 LL

R5-LL-P30からR5-SS-P15

3メートル

R5 LLからラック6

R5-LL-P4からR6-SS-P15

5メートル

R5 LLからラック7

R5-LL-P5からR7-SS-P15

5メートル

R5 LLからラック8

R5-LL-P32からR8-SS-P15

10メートル

次の表で、8つのフル・ラックを配線する場合の、6番目のスパイン・スイッチ(R6-SS)のケーブル接続を説明します。

表5-33 8ラック・システムの6番目のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

R6 ULからラック1

R6-UL-P7からR1-SS-P16

10メートル

R6 ULからラック2

R6-UL-P4からR2-SS-P16

10メートル

R6 ULからラック3

R6-UL-P6からR3-SS-P19

10メートル

R6 ULからラック4

R6-UL-P31からR4-SS-P15

5メートル

R6 ULからラック5

R6-UL-P33からR5-SS-P18

5メートル

ラック6内のR6 UL

R6-UL-P30からR6-SS-P16

3メートル

R6 ULからラック7

R6-UL-P5からR7-SS-P16

5メートル

R6 ULからラック8

R6-UL-P32からR8-SS-P16

5メートル

R6 LLからラック1

R6-LL-P5からR1-SS-P12

10メートル

R6 LLからラック2

R6-UL-P4からR2-SS-P12

10メートル

R6 LLからラック3

R6-LL-P31からR3-SS-P7

10メートル

R6 LLからラック4

R6-LL-P33からR4-SS-P9

5メートル

R6 LLからラック5

R6-LL-P30からR5-SS-P8

5メートル

ラック6内のR6 LL

R6-LL-P32からR6-SS-P8

3メートル

R6 LLからラック7

R6-LL-P6からR7-SS-P8

5メートル

R6 LLからラック8

R6-LL-P7からR8-SS-P8

5メートル

次の表で、8つのフル・ラックを配線する場合の、7番目のスパイン・スイッチ(R7-SS)のケーブル接続を説明します。

表5-34 8ラック・システムの7番目のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

R7 ULからラック1

R7-UL-P5からR1-SS-P9

10メートル

R7 ULからラック2

R7-UL-P7からR2-SS-P7

10メートル

R7 ULからラック3

R7-UL-P4からR3-SS-P9

10メートル

R7 ULからラック4

R7-UL-P6からR4-SS-P8

10メートル

R7 ULからラック5

R7-UL-P31からR5-SS-P9

5メートル

R7 ULからラック6

R7-UL-P33からR6-SS-P9

5メートル

ラック7内のR7 UL

R7-UL-P30からR7-SS-P9

3メートル

R7 ULからラック8

R7-UL-P32からR8-SS-P9

5メートル

R7 LLからラック1

R7-LL-P5からR1-SS-P19

10メートル

R7 LLからラック2

R7-LL-P7からR2-SS-P19

10メートル

R7 LLからラック3

R7-LL-P4からR3-SS-P15

10メートル

R7 LLからラック4

R7-LL-P6からR4-SS-P18

10メートル

R7 LLからラック5

R7-LL-P31からR5-SS-P16

5メートル

R7 LLからラック6

R7-LL-P33からR6-SS-P18

5メートル

ラック7内のR7 LL

R7-LL-P30からR7-SS-P18

3メートル

R7 LLからラック8

R7-LL-P32からR8-SS-P12

5メートル

次の表で、8つのフル・ラックを配線する場合の、8番目のスパイン・スイッチ(R8-SS)のケーブル接続を説明します。

表5-35 8ラック・システムの8番目のラックのリーフ・スイッチ接続

リーフ・スイッチ 接続 ケーブル長

R8 ULからラック1

R8-UL-P5からR1-SS-P15

10メートル

R8 ULからラック2

R8-UL-P7からR2-SS-P15

10メートル

R8 ULからラック3

R8-UL-P4からR3-SS-P18

10メートル

R8 ULからラック4

R8-UL-P6からR4-SS-P16

10メートル

R8 ULからラック5

R8-UL-P31からR5-SS-P19

10メートル

R8 ULからラック6

R8-UL-P33からR6-SS-P19

5メートル

R8 ULからラック7

R8-UL-P30からR7-SS-P19

5メートル

ラック8内のR8 UL

R8-UL-P32からR8-SS-P19

3メートル

R8 LLからラック1

R8-LL-P5からR1-SS-P7

10メートル

R8 LLからラック2

R8-LL-P7からR2-SS-P9

10メートル

R8 LLからラック3

R8-LL-P4からR3-SS-P12

10メートル

R8 LLからラック4

R8-LL-P6からR4-SS-P7

10メートル

R8 LLからラック5

R8-LL-P31からR5-SS-P12

10メートル

R8 LLからラック6

R8-LL-P33からR6-SS-P12

5メートル

R8 LLからラック7

R8-LL-P30からR7-SS-P12

5メートル

ラック8内のR8 LL

R8-LL-P32からR8-SS-P18

3メートル