「タイムシート」の操作

「タイムシート」表示では、アクティビティに消費した実際の時間の報告とレビュー、タイムシートに関するノートの送信、および承認用の時間の提出が可能です。タイムシートを提出してから承認されるまで、そのタイムシートを取り下げて変更できます。管理者またはプロジェクト・マネージャによってタイムシート・ユーザーとして指定されている場合、タイムシートを表示して実績作業時間を報告できます。

タイムシート・ユーザーとして指定されていない場合、「タイムシート」画面を使用できません。組織の実績作業の追跡方法によっては、「マイ・アクティビティ」ページで実績作業時間を報告する必要がある場合があります。

この図は、次の表内のテキストのグラフィック表現です。

画面ハイライトのテーブル

アイテム	説明
	「タイムシート」リスト: 操作するタイムシートを選択します。注意: 参照できる過去および将来のタイムシート数は、管理権限によって制御されます。
	提出: タイムシートに時間数を入力し終えたら、そのタイムシートを提出することでそれらの時間数がアクティビティに対してカウントされるようになります。一度提出すると、タイムシートが承認されていない限り、そのタイムシートを取り下げることができます。注意: タイムシートに承認または提出のどちらが必要かは、管理設定によって決まります。管理者が「自動提出」または「自動承認」オプションを使用してP6 EPPMを構成している場合、タイムシートを提出する必要がなく、タイムシートを取り下げることができません。
	 追加: アクティビティまたは間接時間をタイムシートに追加できます
	アクション: アクティビティへの自分自身の割当、タイムシート・ノートの表示、その他のリソースのタイムシートの編集、またはタイムシート・レポートの生成が可能です。注意: 別のリソースのタイムシートを編集できるのは、必要な権限がある場合に限られます。開始していないタイムシートのタイムシート・ノートは表示できません。
	日付の更新: 自分がプライマリ・リソースであるアクティビティの「実績開始日」、「実績終了日」および「終了予定日」を更新できるダイアログ・ボックスを起動します。注意: プロジェクト・マネージャは、タイムシートのアクティビティ日付を更新できるかどうかを決定するためにプロジェクトを構成します。
	ソート: アクティビティID、アクティビティ名、プロジェクトID、プロジェクト名、開始日、終了日またはWBSで、アクティビティのリストを昇順または降順でソートできます。
	アクティビティ詳細詳細: アクティビティ詳細の参照、「展開」の選択によるアクティビティ詳細の参照、または行の収納による1つの画面での追加アクティビティの参照が可能です。
	「完了率」または「残り時間」: アクティビティの完了率またはアクティビティが完了するまでの残り時間を入力します。注意: プロジェクト・マネージャは、「完了率」または「残り時間」のどちらを報告するかを決定するためにプロジェクトを構成します。
	このアクティビティの除去: このタイムシートからアクティビティを除去します。アクティビティは引き続きユーザーに割り当てられ、「マイ・アクティビティ」で参照できます。 ディスカッション: 選択したアクティビティに関して、プロジェクト・マネージャや、同じアクティビティに割り当てられた他のチーム・メンバーと通信できるダイアログ・ボックスを起動します。「ディスカッション」アイコン上の数字は、未読メッセージの数を示します。 アクティビティ完了のマーク付け: アクティビティでの作業を終了してから、チェック・マークを選択します。
	通常時間および超過勤務時間の入力: (管理者によるアプリケーション設定の構成に応じて)日ごとまたは報告期間ごとのアクティビティの時間数を報告できます。組織が許可している場合、アクティビティで作業した超過勤務時間を入力できます。注意: 時間を小数値、時間数と分数として、または15分単位に四捨五入して入力できるかどうかは、管理設定によって決まります。たとえば、2時間20分を入力する場合、小数としては2.33、時間数と分数としては2:20と入力し、15分単位の四捨五入では2:15と入力します。