別の方法によるブラウザ・アドオンのインストール

一部の組織では、ユーザーがGoogle ChromeまたはMicrosoft Edgeのアドオンや拡張ファイルをダウンロードできるChromeウェブ・ストアに直接アクセスすることを許可していません。自分の組織がそのような場合は、次のChromeヘルプ・トピックの情報を参照して、ユーザーによるアドオンのインストールを簡単にできます。

代替の拡張配布オプション

特に、ユーザーがアドオンを簡単にインストールできるように、次の2つの方法をお薦めします。

ノート:

どちらの方法も、Google ChromeまたはMicrosoft Edgeで使用できます。

Windowsレジストリを使用したSmart View用Chrome拡張機能のインストール

Windowsレジストリを使用して拡張機能をインストールする一般的な手順については、Chromeのヘルプ・トピック「Using the Windows registry」に記載されています。

Oracle Smart View for Officeに固有の情報は、次の手順に記載されています。

Windowsレジストリを使用してアドオンをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. Windowsレジストリ・エディタを開きます。

  2. レジストリで次のキーを探します。このキーが存在しない場合は作成します。

    Chrome:

    • 32ビットWindows:

      HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Google\Chrome\Extensions

    • 64ビットWindows:

      HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Wow6432Node\Google\Chrome\Extensions

    Edge:

    • 32ビットWindows:

      HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Edge\Extensions

    • 64ビットWindows:

      HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Wow6432Node\Microsoft\Edge\Extensions

  3. Extensionsキーの下に、次の名前で新しいキー(フォルダ)を作成します。

    cjbpfomjjhkmfkembnjejkhpihjnomne

    前述の文字の組合せは、ChromeおよびEdge用のOracle Smart View for Office拡張機能に固有です。

  4. extensionキーで、次のプロパティを作成します。

    update_url

    次に、新しいプロパティの値を次のURLに設定します。

    https://clients2.google.com/service/update2/crx

    このURLは、Chromeウェブ・ストア内の拡張機能のCRXファイルをポイントします。

  5. 拡張機能がインストールされていることを確認します。

    • Chrome

      Chromeブラウザを起動し、アドレス・バーに次のように入力します。

      chrome://extensions

      「拡張機能」ページにOracle Smart View for Officeの拡張機能がリストされます。

    • Edge

      Edgeブラウザを起動し、「設定など」アイコンEdgeの「設定など」メニューのアイコンを選択して、「拡張機能」を選択します。

      「拡張機能」ページの「インストール済の拡張機能」の下に、Oracle Smart View for Officeの拡張機能がリストされます。

ダウンロードしたCRXファイルを使用したSmart View用Chrome拡張機能のインストール

この手順では、Smart View用にダウンロードしたChrome拡張機能のCRXファイルを使用します。

  1. 次の場所からSmart View拡張機能のCRXファイルを、コンピュータ上の一時的な場所(「ダウンロード」フォルダなど)にダウンロードします。

    Smart ViewのChrome拡張機能CRXファイルへのリンク

    ノート:

    通常、この手順はChromeウエブ・ストアへのアクセス権を持つユーザーが実行します。

    次の手順は管理者が自動化できます。または、ユーザーがCRXファイルにアクセス可能で、ChromeまたはEdgeブラウザで開発者用のモードを有効にできる場合に実行できます。

  2. 必要に応じて、ChromeまたはEdgeの手順を実行します。

    Chrome:

    1. Chromeブラウザを起動して、Chromeのメニュー・アイコン縦に並んだ3つのドットで構成される、Chromeのメニュー・アイコンをクリックします。「その他のツール」を選択し、「拡張機能」を選択します。

    2. 右上隅の「デベロッパー モード」チェック・ボックスが有効になっていることを確認します。

    3. ドラッグアンドドロップを使用して、手順1で使用した一時的な場所からCRXファイルをドラッグし、「拡張機能」ウィンドウにドロップしてインストールします。

    4. インストールを確認するには、Chromeブラウザを再起動し、アドレス・バーに次のように入力します。

      chrome://extensions

      「拡張機能」ページにOracle Smart View for Officeの拡張機能がリストされます。

    Edge:

    1. Edgeブラウザを起動し、「設定など」メニュー・アイコン横に並んだ3つのドットで構成される、Edgeのメニュー・アイコンをクリックして、「拡張機能」を選択します。

    2. 左下隅の「開発者モード」チェック・ボックスが有効になっていることを確認します。

    3. ドラッグアンドドロップを使用して、手順1で使用した一時的な場所からCRXファイルをドラッグし、「拡張機能」ウィンドウにドロップしてインストールします。

    4. インストールを確認するには、Edgeブラウザを再起動し、アドレス・バーに次のように入力します。

      edge://extensions

      「拡張機能」ページにOracle Smart View for Officeの拡張機能がリストされます。

  3. オプション: 組織の要件に従って、ChromeまたはEdgeブラウザで開発者用のモードのチェック・ボックスを無効にします。