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Smart Viewでのフレックス・フォームの操作
フレックス・フォームを使用すると、行と列のディメンションの再配置やソートに加え、対応するディメンションから有効なメンバーまたは別名を挿入できます。
変更したフォームのSmart Viewでデータを送信する前に、リフレッシュを実行します。リフレッシュ時に、無効なメンバー、コメントおよび空の行または列が削除され、「データの送信」ボタンが有効になります。
フレックス・フォームを操作する手順は、次のとおりです。
- データ・ソースに接続します。
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Smart Viewパネルで、フレックス・フォーム(
で示されている)をダブルクリックします。
開くフレックス・フォームを右クリックしてから「フレックス・フォームを開く」を選択することもできます。
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要件に従ってデータを変更します。
たとえば、実行できるアクションの一部は次のとおりです。
- 行および列メンバーの再配置または移動
- 行および列の挿入
- メンバーの追加。「メンバー選択」(プロバイダ・リボン)を使用するか、またはメンバー名を手入力すると、メンバーを追加できます。
- Excelの「データ」リボンにある「並べ替え」ボタンを使用した行および列のソート
- Excelの「ホーム」リボンにある「並べ替えとフィルター」や、Excelの「データ」リボンの「フィルター」ボタンを使用した行および列メンバーまたはデータのフィルタ処理
- Excelの「ホーム」リボンにある「並べ替えとフィルター」ボタン、Excelの「データ」リボンにある「並べ替え」ボタンまたはフォームのフィルタを使用した行および列メンバーのソート
- プロバイダ・リボンまたはアクション・メニューからのビジネス・ルールの実行
- メンバーまたはデータ・セルを右クリックして、Smart Viewコンテキスト・メニューにアクセス(セルに適用可能なコマンドはメニューで使用可能)
- 行および列の削除
ノート:
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行メンバーの編集時は「データの送信」ボタンは無効です。フィルタ処理は編集とはみなされません。フィルタの追加のみを行う場合でも、データを送信できます。
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Smart Viewの「オプション」ダイアログの「フォーマット」タブで、フレックス・フォームに対して「繰返しメンバー・ラベル」を有効にする必要があります。このチェック・ボックスをクリアしようとしても、リフレッシュするとチェック・ボックスは再度選択され、「繰返しメンバー・ラベル」オプションが有効になります。
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行および列に対して実行可能な操作は、フォームの定義時に選択した内容によって異なります。行に対する操作を実行する場合は、「行のフレックス・フォームの有効化」オプションが選択されている必要があります。列に対する操作を実行する場合は、「列のフレックス・フォームの有効化」オプションが選択されている必要があります。これらのオプションの説明は、Planningの管理のSmart Viewフォームのオプションの設定に関する項を参照してください。
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オプション: POVまたはユーザー変数の変更後、フレックス・フォームに追加されたメンバーを維持するには:
- Smart Viewリボンで、「オプション」をクリックします。
- 「オプション」ダイアログで、「メンバー・オプション」タブを選択します。
- 「フレックス・フォーム: POVおよびユーザー変数の変更時にグリッドを保持」を選択します。
ノート:
このオプションが選択されていないと、フレックス・フォームに追加した行または列は、POVまたはユーザー変数の変更時に削除されます。
- オプション: フレックス・フォームでメンバーを追加または削除し、「リフレッシュ」をクリックします。
- 必要に応じて、次のタスクを実行します。
- POVメンバーを変更して「リフレッシュ」をクリックします
- ユーザー変数を変更します。フレックス・フォームが自動的にリフレッシュされます。
変更されたメンバーは維持されます。これで、新しく追加されたメンバーを含め、フレックス・フォームの任意のメンバーで、変更されたPOVおよびユーザー変数に対してデータを入力して送信できます。
- オプション: POVまたはユーザー変数を再度変更してリフレッシュした後、更新されたPOVおよびユーザー変数に対してデータの入力を続けます。
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オプション: フォームのセルを右クリックしてコンテキスト・メニューから「Smart View」を選択た後、プロバイダ・アクション・メニュー・アイテムを選択します。
- ビジネス・ルールを実行するには、ビジネス・ルールの名前を選択します。
- フレックス・フォームまたは単一フォームを開くには、開くフォームを選択します。
フレックス・フォームでは、前述のアクションのみがアクション・メニューでサポートされています。
ノート:
アクション・メニューのオプションは、選択したメンバーまたはデータ・セルによって異なることがあります。使用可能な選択は、フォーム定義によって決まります。 -
「リフレッシュ」をクリックします。
リフレッシュ時に、Oracle Smart View for Officeは変更を維持し、無効なメンバーをフォームから削除します。
ノート:
「データの送信」ボタンは、リフレッシュ後にのみ有効になります。ただし、変更したフォーム・レイアウトはサーバーに保管されず、現行セッションのコンテキストでのみ維持されます。
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変更したデータを送信するには、プロバイダ・リボンで「データの送信」をクリックします。
ノート:
「データの送信」ボタンは、リフレッシュ後にのみ有効になります。
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元のフレックス・フォームのレイアウトに戻すには、フレックス・フォームを再度開きます。
変更したフォームはサーバーに保管されず、現行セッションのコンテキストでのみ維持されます。フレックス・フォームを再度開くと、フレックス・フォームのレイアウトは元の状態に戻ります。