EPM CloudライブラリにOfficeドキュメントを保存するためのアクセス権の管理
Narrative Reportingユーザー、およびサービス管理者またはパワー・ユーザーの役割が与えられたEPM Cloud Platformユーザーは、Microsoft OfficeドキュメントをOracle Smart View for OfficeからEPM Cloudライブラリに保存するためのユーザー・アクセスを制限できます。
ノート:
-
このトピックのタスクは、
properties.xmlファイルの編集についての知識があるサービス管理者またはユーザーに向けられています。このファイルは、デフォルトでC:\Oracle\SmartView\cfgにあります。 - EPM Cloud Platformでは、この機能は、サービス管理者およびパワー・ユーザーの役割が与えられたユーザーのみに限定されています。
- Narrative Reportingでは、役割によってユーザーが限定されることはありません。
EPM CloudライブラリにOfficeドキュメントを保存する機能は、Smart Viewのデフォルト設定で有効化されています。
管理者は、Oracle Enterprise Performance Management CloudにOfficeドキュメントを保存するためのアクセス権を削除できます。それを実行するには、Smart Viewのproperties.xmlファイル内で、enableLibraryプロパティを0に設定します。デフォルトでは、このファイルはC:\Oracle\SmartView\cfgにあります。
表14-17は、サービス管理者またはパワー・ユーザーの役割があるかどうかに応じて、ユーザーのenableLibraryプロパティを有効化または無効化したときの影響をまとめたものです。
表14-17 サービス管理者またはパワー・ユーザーの役割とenableLibraryプロパティの設定の影響
| enableLibraryプロパティの設定 | サービス管理者またはパワー・ユーザーの役割: あり | サービス管理者またはパワー・ユーザーの役割: なし |
|---|---|---|
| enableLibrary=1 |
|
|
| enableLibrary=0 |
|
|
この手順では、properties.xmlのenableLibraryプロパティを無効化する方法と再有効化する方法を示します
enableLibraryプロパティを無効にして、EPM CloudでOfficeドキュメントを保存またはダウンロードするためのアクセス権を制限するには: