高レベルの状態について

TimesTenオペレータでは、TimesTenScaleoutオブジェクトについての高レベル状態が保持されます。

これらの高レベル状態を次に示します:

DatabaseDown

このデータベースは使用できません。オペレータによってその修復が試みられます。修復できない場合は、オペレータによってそのオブジェクトがManualInterventionRequired状態に移されます。

DatabaseImpeded

このグリッド内のデータベースは十分に機能していますが、1つ以上の要素が機能していません。このデータベース内のすべてのデータは使用可能であり、すべてのSQLが受け入れられます。

DatabasePartial

このデータベースは稼働していますが、一部のデータは使用できません。1つ以上のレプリカ・セットが使用できなくなっています。

DatabaseRestarting

このデータベースは、DatabaseRestartRequired状態になった後に強制的にアンロードされリロードされている最中です。

DatabaseRestartRequired

このデータベースは稼働していますが(少なくとも部分的に稼働)、機能を修復するには、それを停止して再起動(アンロードしてリロード)する必要があります。これは、レプリカ・セット内のすべての要素に同時に障害が発生し、すべての要素が、waiting for seed状態であるためアンロード可能な場合になる可能性があります。こうなった場合は、データベースをアンロードしてリロードする必要があります。この間は、コミットされたトランザクションが失われる可能性があります。『Oracle TimesTen In-Memory Database Scaleoutユーザーズ・ガイド』データベース・リカバリおよびダウンしたレプリカ・セットからのリカバリを参照してください。

Failed

TimesTenScaleoutオブジェクトのInitializingの間に問題が発生した場合、そのオブジェクトはFailed状態に遷移します。この状態になると、オペレータはオブジェクトの修復を試行しません。削除する必要があります。kubectl describeコマンドを使用して、オペレータ・ログを調べて問題の原因を特定し、オブジェクトを再作成します。

Initializing

Kubernetesクラスタ内でTimesTenScaleoutオブジェクトを作成すると、オペレータによって、TimesTenScaleoutグリッドおよびデータベースのデプロイに必要なStatefulSetsおよびServicesが作成されます。オペレータは、Initializingの高レベル状態をTimesTenScaleoutオブジェクトに割り当てます。

ManualInterventionRequired

オペレータで修正方法がわからない問題が発生した場合は、オペレータによってTimesTenScaleoutオブジェクトがこの状態に変更されます。オペレータによってそれ以上の処理が行われてそのオブジェクトが修復されることはありません。そのオブジェクトの.spec.ttspec.reexamineデータ項目を設定すると、再びそのオブジェクトがオペレータの管理対象になります。.spec.ttspec.reexamineの詳細は、「reexamineデータ項目の設定」を参照してください。

Normal

このグリッドおよびデータベースは稼働しており、必要に応じて動作しています。

Reexamine

TimesTenScaleoutオブジェクトがManualInterventionRequired状態であり、そのオブジェクトの.spec.ttspec.reexamineデータ項目を変更した場合は、TimesTenオペレータによってそのオブジェクトがReexamine状態に移されます。オペレータによってグリッドとデータベースの状態が確認されます。正常だった場合は、オペレータによってそのオブジェクトがNormal状態に戻されます。そうでない場合、そのオブジェクトは再びManualInterventionRequired状態になります。

Unmanaged

このグリッドには、機能する管理インスタンスがありません。管理インスタンスが修復されるまでは、このグリッドを監視、管理および制御できません。オペレータによって管理インスタンスの修正が試みられます。