アクティブ・スタンバイ・ペアのデプロイメントの進捗状況の監視
様々なkubectl
コマンドを使用して、アクティブ・スタンバイ・ペアのデプロイメントの進行状況を監視できます。デプロイメントが完了して成功したら、データベースに接続して操作を実行し、正常に動作していることを確認できます。
TimesTenClassicオブジェクトの状態の監視
kubectl
get
コマンドとkubectl
describe
コマンドを使用して、プロビジョニング時にアクティブ・スタンバイ・ペアの進捗状況を監視します。
ノート:
kubectl
get
timestenclassic
コマンドとkubectl
describe
timestenclassic
の場合、かわりにkubectl
get
ttc
とkubectl
describe
ttc
をそれぞれ指定できます。timestenclassic
とttc
は、これらのコマンドで使用される場合同義であり、同じ結果を返します。この章の最初のkubectl
get
および最初のkubectl
describe
の例では、timestenclassic
を使用しています。このマニュアルの残りの例では、簡略化のためにttc
を使用しています。
TimesTenデータベースのアクティブ・スタンバイ・ペアが(Normal
で示されているように)正常にデプロイされました。アクティブ・スタンバイ・ペアとして構成された2つのTimesTenデータベースがあります。1つのデータベースがアクティブです。(この例では、Rep
State
ACTIVE
で示されているように、sample-0
がアクティブ・データベースです。)もう1つのデータベースはスタンバイです。(この例では、Rep
State
STANDBY
で示されているように、sample-1
はスタンバイ・データベースです。)アクティブ・データベースは、変更および問合せできます。アクティブ・データベースで行われた変更は、スタンバイ・データベースにレプリケートされます。アクティブ・データベースで障害が発生した場合、オペレータは自動的にスタンバイ・データベースをアクティブに昇格させます。以前のアクティブ・データベースは修復または置換され、スタンバイになります。