準備状況および有効性プローブについて

TimesTenオペレータは、KubernetesがTimesTenオペレータの状態を確認できるように、準備状況および有効性プローブを提供します。

準備状況および有効性プローブは、operator.YAML YAMLマニフェスト・ファイルで定義されます。

次に、準備状況および有効性プローブを示すoperator.yamlファイルのスニペットを示します。

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apiVersion: apps/v1
kind: Deployment
metadata:
  name: timesten-operator
spec:
...
          ports:
          - name: probes
            containerPort: 8081
            protocol: TCP
          ...
          readinessProbe:
            httpGet:
              scheme: HTTP
              path: /healthz
              port: probes
            initialDelaySeconds: 10
            periodSeconds: 10
            timeoutSeconds: 10
            successThreshold: 1
            failureThreshold: 1
          livenessProbe:
            httpGet:
              scheme: HTTP
              path: /healthz
              port: probes
            initialDelaySeconds: 10
            periodSeconds: 30
            timeoutSeconds: 10
            successThreshold: 1
            failureThreshold: 3
          env:
            ...
            - name: EXPOSE_PROBES
              value: "1"
 ...

TimesTenオペレータは、timesten-operator Kubernetesサービスを作成することで、これらのプローブをKubernetesクラスタ内のアプリケーションに公開します。

お薦めしませんが、TimesTenオペレータのEXPOSE_PROBES環境変数を"0"に設定することで、これらのプローブを公開しないことを選択できます。

ノート:

EXPOSE_PROBESを"0"に設定すると、helm testは正しく動作しません。Helmを使用したTimesTenオペレータ・デプロイメントのテストの詳細は、「TimesTenオペレータのテスト」を参照してください。

TimesTenオペレータ環境変数の詳細は、「TimesTen Kubernetesオペレータの環境変数」を参照してください。

TimesTenオペレータによって提供されるoperator.yamlファイルについては、今後の「TimesTenオペレータのカスタマイズ」を参照してください。この項では、TimesTenオペレータのカスタマイズ方法を示し、operator.yamlファイル内の有効性および準備状況プローブのエントリを示します。