TimesTenコンテナ・イメージについて

KubernetesクラスタでTimesTenオペレータ、TimesTenClassicおよびTimesTenScaleoutオブジェクトを使用およびデプロイするには、TimesTenコンテナ・イメージが必要です。このコンテナ・イメージには、TimesTenとその前提条件が含まれています。このイメージには、TimesTenオペレータを実行し、このTimesTenオペレータによって作成されたTimesTenポッドでTimesTenコンテナを実行するために必要なものがすべて含まれています。

TimesTenコンテナ・イメージでは、Oracle Linuxベース・イメージが使用されます。Oracle Javaは、JDKスクリプト・フレンドリURLおよびDockerfileの手法を使用してTimesTenイメージにインストールされます。

TimesTenコンテナ・イメージを取得して使用するためのオプションとしては、次の2つがあります。どちらのオプションを使用してもかまいません。オプションは次のとおりです。

• オプション1: Oracle Container Registry (https://container-registry.oracle.com/)にあるTimesTenコンテナ・イメージを使用します。このイメージを使用する前に、このイメージについて「Oracle Standard Terms and Restrictions」に同意する必要があります。「オプション1: 公式のTimesTenコンテナ・イメージを使用する」を参照してください。

• オプション2: TimesTenコンテナ・イメージを作成する: TimesTenディストリビューションには、TimesTenオペレータ・ディストリビューションが含まれています。TimesTenオペレータ・ディストリビューションではDockerfileが提供され、これによってTimesTenコンテナ・イメージを作成できます。「オプション2: TimesTenコンテナ・イメージを作成する」を参照してください。