「データ・ポンプ」ページ

ノート:

この機能は、Oracle Database 12.2以降のリリースにのみ使用可能です。
「データ・ポンプ」ページでは、使用可能なデータベースAPIエンドポイント、DBMS_DATAPUMPパッケージ、またはSQL Developerデータ・ポンプ・エクスポートおよびインポート・ウィザードを使用して開始されたデータ・ポンプ・ジョブを監視できます。

データ・ポンプを使用してデータをインポートするには、「データのインポート」をクリックします。詳細は、「Oracle Data Pumpを使用したデータのインポート」を参照してください。

上部のセクションには、実行中のジョブ、停止したジョブおよび完了したジョブの合計数が表示されます。タイル(STOPPEDなど)をクリックして、デフォルトのカード形式でSTOPPEDジョブの対応するリストをフィルタ処理して表示します。

ジョブをフィルタまたはソートすることや、データをリフレッシュする時間間隔を設定することができます。

ジョブ・カードには、ジョブ名、インポートまたはエクスポート操作、完了と経過時間の割合、ダンプ・ファイルおよびログへのリンクの詳細が表示されます。ジョブのステータスは、カードの左側にあるアイコンの色で示されます。緑は成功したジョブを示し、黄色はジョブを確認する必要があることを示します。青はジョブが進行中であることを示します。

ジョブ・カードでは、次のことができます。

  • 完了したジョブのダンプ・ファイルにアクセスするには、「ダウンロード」アイコン「ダウンロード」を使用します。

  • 「ログ」アイコン「ログ」を使用して、ログ・ファイルにアクセスします。

Oracle Data Pumpを使用したデータのインポート

「データ・ポンプ」ページでは、データ・ポンプ・ファイルからオンプレミスまたはクラウド・データベースにデータをインポートできます。
詳細は、『Oracle Databaseユーティリティ』データ・ポンプ・インポートに関する項を参照してください。
  1. 「データ・ポンプ」ページの右上にある「インポート」をクリックします。

    インポート・ウィザードが表示されます。

  2. ウィザードの「ソース」ステップは、ソース・ファイルがオンプレミス・データベースまたはOracle Cloud Infrastructureオブジェクト・ストレージのいずれに存在するかに基づきます。

    オンプレミス

    1. ディレクトリ: ソース・ダンプ・ファイルを含むディレクトリを選択します。
    2. パターンのインポート: インポート・パターンを入力します。

    Oracle Cloud Infrastructureオブジェクト・ストレージ

    1. バケット名: ドロップダウン・リストからダンプ・ファイルを含むバケットを選択します。バケットを選択すると、関連するダンプ・ファイルが「バケット・オブジェクト」フィールドに自動的に埋め込まれます。
    2. バケット・オブジェクト: リストからダンプ・ファイルを選択します。
    3. パターンのインポート: ダンプ・ファイルを選択すると、「パターンのインポート」フィールドに自動的に入力されます。必要に応じてパターンを変更できます。一致するダンプ・ファイルが「ダンプ・ファイル」フィールドに表示されます。
    4. ダンプ・ファイル: インポートするダンプ・ファイルを選択します。

    「次」をクリックします。

  3. 「インポート」ステップで、次のフィールドを入力します。
    • インポート名: インポート・ジョブの名前を入力します。
    • インポート・タイプ: インポートのタイプを選択します。オプションは、「フル」、「表」、「スキーマ」および「表領域」です。

      ノート:

      「フル」を選択した場合は、ウィザードの「フィルタ」ステップをスキップして、「マッピング」ステップに直接進みます。
    • 内容: 「データのみ」「DDLのみ」または「データとDDL」を選択します。
    • クラウド・ディレクトリ名(OCIオブジェクト・ストレージでのみ使用可能): インポート先のディレクトリを選択します。
    • 暗号化: 暗号化する場合に選択し、暗号化パスワードを入力します。

    「次」をクリックします。

  4. 「フィルタ」ステップでは、インポート・タイプに応じて、インポート・ジョブのすべてのスキーマ、表または表領域がリストされます。該当するものを選択します。「次」をクリックします。
  5. 「マッピング」ステップで、ソース・スキーマを選択し、ターゲット・スキーマの新しい名前を入力します。必要に応じて、表領域に対して同じ操作を実行します。「次」をクリックします。
  6. 「オプション」ステップで、次のフィールドを入力します。
    • スレッド: インポート・ジョブのために、アクティブな実行の最大スレッド数を指定します。デフォルトは1です。
    • 表が存在する場合の表の処理: インポートする表がすでに存在する表を作成しようとする場合に必要な処理を指定します。
    • 使用不能な索引のスキップ: 索引が使用できない状態に設定された索引を持つ表のロードをインポートでスキップするかどうかを指定する場合に選択します。
    • オブジェクトIDの再生成: インポートしたデータベース・オブジェクトの新規オブジェクト識別子を作成する場合に選択します。
    • マスター表の削除: 正常に完了したOracle Data Pumpジョブの最後に、データ・ポンプ制御ジョブ表を削除するか保持するかを指定する場合に選択します。
    • 既存データファイルの上書き: 宛先スキーマに表がすでに存在し、上書きする場合に選択します。
    • バージョン: インポートするデータベース・オブジェクトのバージョンを選択します。
    • ロギング: ログ・ファイルを作成する場合に選択します。ログ・ディレクトリとログ・ファイル名を入力します。

    「次」をクリックします。

  7. 「サマリー」ステップには、前のステップで行ったすべての選択内容のサマリーが表示されます。

    下部の「コードの表示」を選択して、フォームと同等のPL/SQLコードを表示します。

    「インポート」をクリックします。

    ジョブ実行の開始が「データ・ポンプ」ページに表示されます。